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名人失踪!? 将棋界の秘密に迫る推理アドベンチャーがNintendo Switchに登場

 テキスト系の推理アドベンチャーは単純にシナリオを読んでいく小説とは異なり、自分なりに事件の情報を整理して選択肢を選んでいくため、物語世界への没入度が高くなるのがポイント。この『千里の棋譜』も事件の真相を追いながら知らず知らずに将棋界の内側へと引き込まれ、棋士たちの葛藤や伝統と革新の相克にプレイヤーも心動かされることになります。  舞台はAIと人間が名人位をかけて対局する世紀の大勝負を直前にした将棋界。謎のキーワード「千里眼」について調査をするフリー記者・一ノ瀬歩未と、幼なじみで奨励会三段の棋士・長野圭の周りで、次々と事件が発生します……。

将棋界を舞台に、棋士たちの葛藤が描かれる

 今回のコンシューマ版『千里の棋譜』は、無料で公開されていたアプリ版(現在は配信停止)を大幅に加筆。実在の棋士も高橋道雄九段、香川愛生女流三段、糸谷哲郎八段、高見泰地七段、山口恵梨子女流二段、高橋和女流三段と豪華メンバーが出演しています。  将棋の魅力に触れられる将棋教室や、楽しく遊べる詰将棋コーナーも付属。昔ながらのテキスト系アドベンチャーが好きで、少しでも将棋に興味があるなら、楽しめることうけあい。将棋のルールに詳しくなくてもアプリ版と同様プレイには大きな支障はないはずです。

アプリ版『千里の棋譜』(現在配信停止)

 今年は、ファミコン期の名作をリスペクトしてヒットした『伊勢志摩ミステリー案内 偽りの黒真珠』の続編『秋田・男鹿ミステリー案内 凍える銀鈴花』が初夏に発売予定。また、年内には『ファミコン探偵倶楽部』のリメイクも控えています。テキスト系推理アドベンチャー復権の年になるかも!?ゲーム雑誌・アニメ雑誌の編集を経て独立。ゲーム紹介やコラム、書評を中心にフリーで活動している。雑誌連載をまとめた著作『はじめてのファミコン~なつかしゲーム子ども実験室~』(マイクロマガジン社)はゲーム実況の先駆けという声も
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