名人失踪!? 将棋界の秘密に迫る推理アドベンチャーがNintendo Switchに登場
―[絶対夢中★ゲーム&アプリ週報]―
●千里の棋譜~現代将棋ミステリー~
Nintendo Switch、PS4、PC(Steam)/ケムコ/パッケージ版3666円、DL版3000円(税込)/2月27日発売予定
中学生でプロ棋士となり、最年少記録を更新した藤井聡太四段(現七段)が連勝を続けて将棋フィーバーに湧いたのは2017年。対局のお昼ご飯や持ってきたおやつも注目されるなど、ものすごい盛り上がりだったのは記憶に新しいかと思います。
そんな藤井ブームの前から存在し、高い評価を受けていたスマホの将棋ミステリーアドベンチャーが『千里の棋譜』。2015年に第一弾「序盤」が配信開始され、2017年に「完結編」が配信。将棋界の名人失踪事件を軸に、コンピュータ将棋とプロ棋士の関係など珍しいテーマが採り入れられ、将棋ファンからも好評でした。
その『千里の棋譜』が今回、オリジナル版を大幅に補強し、長編の新シナリオも加えコンシューマ向けに発売されます。ジャンルは変わらずテキスト系アドベンチャー。テキストをメインにした推理アドベンチャーは最近コンシューマではめっきり少なくなりましたが、ファミコン世代にとっては故郷。『オホーツクに消ゆ』『ファミコン探偵倶楽部』『さんまの名探偵』など、粒ぞろいでした。
『千里の棋譜』はかなりリアルな雰囲気を漂わせ、プレイ感としては『探偵 神宮寺三郎』シリーズに近いかも。少しマニアックなところだとドリームキャストの『ミッシングパーツ』あたりでしょうか。
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ゲーム雑誌・アニメ雑誌の編集を経て独立。ゲーム紹介やコラム、書評を中心にフリーで活動している。雑誌連載をまとめた著作『はじめてのファミコン~なつかしゲーム子ども実験室~』(マイクロマガジン社)はゲーム実況の先駆けという声も
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