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占いで馬を買った馬主、エサ代のために事故物件を買付してみた

 占い師兼馬主のあらいちゅー(@araichuu)です!  占いで買った愛馬シトリンのデビュー戦勝利後も預託料を家賃収入で賄うため、また性懲りもなく高利回りの事故物件を探し回っています。携帯が狂い始める事故物件から逃げ出して3ヶ月、ようやくスーパーお買い得な事故物件アパートが見つかったのですが、買おうとしたらこれまた不思議なトラブルが……。 ※今回も完全に実話ですが、今現在お住いになっている方がいると悪いので、値段や時期などを少しぼかしています。

横浜市内に580万円のアパートを発見!

 前回ご紹介した「中に入ると携帯が狂い出す戸建て」を見つけてきた不動産屋さんが、今度は横浜市内・東急東横線沿線で580万円という爆裂お安いアパートを持ってきてくれました。  渋谷まですぐに出られる東横線の駅。間取りは50平米の2DKが2世帯で合計100平米。建物はバブル期に建てられていて贅沢な作りという、普通では考えられないような好物件ですが、これまたやっぱり事故物件でした。まあそりゃそうですわな。  事故と建物の状況ですが、2階で高齢男性が孤独死し、発見が遅れたためご遺体が液状化。腐敗した液体が床を通って1階の天井にまで到達したため、2階の床と1階の天井が撤去されています。つまり2階建てなんですけど、1階と2階が吹き抜けのようにバコーンと繋がっていて、事実上平屋になってるんですね。  これだと大規模なリフォームが必要ですし、死臭が抜けていなければどちらにしろ使い物になりません。怖いしパスしようかなと思ったのですが、スーパーメチャメチャ安いのでとりあえず見に行くことにしました。

今どきの特殊清掃はマジですごい

 現場に到着して、まずは外観を観察します。小高い丘の上に立つ、かなり立派な作りのアパートです。周辺は住宅と小さなお稲荷さんしかなく、閑静で住みやすそうです。  マイナスポイントとしては、建物まで細い私道(他人の土地)を通らないと到達できないこと・擁壁が脆弱なブロック積みであること・外壁にチョーク(塗装が粉を吹いている状態で塗り替えの時期が近い)が出てることと、人が死んでいること。これ以外は特に問題ありません。  私道に関しては地主さんと話がついているらしく、年間いくばくかの通行料を払えば大丈夫なようです。擁壁と外壁の補修費は価格に織り込み済みと見ました。  そしていよいよ、建物の中に入ります。まずは事故物件でないほう(とはいえつながっていますが)の1階。ドアを開けた瞬間、鼻をつくような死臭が…するかと思ったのですが、まったくなんの臭いもありません。空き家にありがちなカビ臭さもなく、むしろ爽やかな空気で驚きます。  聞いた話ですが、特殊清掃の際にはオゾン発生機を持ち込んで何度も脱臭をかけるそうです。ここまで無臭になるのかとビックリしました。天井が抜けたリビングも臭いがまったくありません。  が、なぜかむき出しになった材木に青いペンキのようなものが塗られています。これはどうやら材木に染み付いた腐敗液の臭いを止めるための専用塗料で、性能がものすごいのか、かなり近づいてもまったくの無臭でした。  バブル期の家らしく、建材も収納も水回りも豪華な作り。事故物件であることを差し引けば、これはメチャクチャいい物件です。  続いて問題の2階へ入ってみますが、こちらも床がないのと、壁紙が完全に剥がされている以外は大変よい部屋です。臭いに関しても1階同様、完全に無臭でした。

大工さんに工賃を確認して買付を出す

 その後、仲良しの大工さんにリフォーム代の見積もりを出してもらって、全体の利回りを計算します。  意外なことに、床以外は建物の状態がきわめてよいため、それほどリフォーム代がかからないと判明。立地、広さ、事故物件であることの値引きを計算しても、15%程度にはなりそうで、横浜市内ならこれで合格点。  なによりの競争力がある駅で、この価格のアパートはまず絶対に出てきません。そんなわけで勇気を振り絞って満額の580万で買付を入れ、そのまま通って後日契約という運びになったのでした。やったぜ激安でアパートゲットやで!
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買い付け後に神社へお参りしたところ…
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