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コンビニ店員が見たコロナの影響。唯一の良かったこととは?

 緊急事態宣言が発令された以後も営業を続けているコンビニ。筆者はライターをしながら今も人手が足りない時にアルバイトとして手伝っているが、当然ここ最近は新型コロナウイルスの影響を目の前で見てきた。今回はそのなかで意外だったことや、困ったことなどをまとめていきたい。

アルカリボタン電池が異常に売れた理由

レジ

※写真はイメージです(以下同)

 トイレットペーパーやティッシュペーパーの買い占めが話題になった時、筆者が働く店でも在庫がなくなって大変だった。通常、これらの商品はコンビニではあまり売れないものだった。スーパーやドラッグストアで買ったほうが安いからだ。  入荷されてもあっという間になくなり、客から「在庫はないのですか?」と聞かれることも多い。だんだんと落ち着いてきたが、それでも入ってきた日にはすぐ売り切れてしまう。  マスクは週に3回は入荷するが、その数は日によってまちまち。少ない時は3つ、多くても10ぐらいだ。ひとり1つまでと購入制限をもうけているが、並べたら1時間以内には無くなる。運良く買えた客は「手に入ってうれしい。やっと見つかった」と喜びを隠せない。今まで来たことがない客が棚をチェックにしに来て、なければそのまま店を出ていくケースも目立つ。  意外だったのはアルカリボタン電池が異常に売れたことだ。仕入れようと思っても在庫がなく、1個しか入荷出来なかった。とにかく売れまくり、万引きもされた。  なぜ売れているのかわからず、店長も首をかしげていた。そんな時、ちょうど女性客が購入していった。理由を聞いてみる。 「昔買った体温計を出したら電池がなかったので」  新型コロナウイルスに感染していないか体温をチェックする習慣ができたのだろうが、過去に買ったものを引っ張り出してきたら電池が切れていたというパターンらしい。

アルバイトの応募が増えた

履歴書 常に人手不足のコンビニ業界。店舗によっては外国人しかいないところも多い。筆者がバイトしている店舗も常に人が足りない状態で、募集をかけても応募がこない状況だった。  しかしコロナの影響で失業した人や収入が減ったという人から、かなり連絡がきた。とはいえ、店長はこう嘆く。 「その人たちはコロナ騒動が収まれば辞めていくだろうし、いまは店の経営が厳しい。雇える余裕がないよ」  外出自粛が叫ばれていることもあり、コンビニの売り上げも減っている。店はヒマになり、アルバイトの勤務時間は一日1~2時間は短縮されている。  こちらとしては感染リスクを冒して接客しているのに収入が減る。さらに、通常はスタッフ2人で入る時間帯もワンオペになってしまい、正直しんどくなってきている。
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レジの飛沫防止シートで困ったこと
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