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休業中のキャバ嬢達は何で稼いでるの? 使用済みのドレスを…

使用済みドレスが高く売れる…ブラもOK

 終わりが見えない休業の中、勉強を始めるキャバ嬢もいるようだ。仮に、夜をやめたとしても新たなビジネスとして繋がっていくだろう。一方で、古典的な方法で食いつないでいると話すのは都内のキャバクラに勤務するモエカさん(仮名・25歳)。
フリマサイトで売られているキャバ用ドレス。使用済みにもかかわらず高額取引されたものも…

フリマサイトで売られているキャバ用ドレス。使用済みにもかかわらず高額取引されたものも…

「今回の休業で1番困るのはとにかく家賃です。新宿区の家賃20万円のマンションに住んでいるんですが、元々金遣いが荒いので貯金が全然なくて。パパもいたのですが、さすがに会えないのに家賃だけ払ってもらうのは断られてしまいました。なので、家賃だけはどうにか確保して、食費とかは全部彼氏に送金してもらっています。  家賃代を稼ぐために、もう来なくなった客からもらったブランド物やドレスをフリマサイトで売りまくっています。ブランド物は普通に売れるとしても、キャバクラが休みの今ドレスなんか売れるかなと思うでしょ? それが、着ているところの写真を載せると結構、良い値で売れるんですよね。恐らく、どこかの変態が買っているんだと思うけれど。この前は、ドレスサイトのセールで1900円だったドレスが3800円で売れましたよ!  他にも使用済みのパンプスとか、ヌーブラとか。下着は出品禁止みたいですが、ブラはOKだそうです。このまま、休みが延長されたらフリマサイトで稼ぐのもいいかな~、と考えています(笑)」  稼ぎ方はそれぞれだが、各々のスキルを活かして休業中でもどうにかやっていけているようだ。普段、様々な客を相手にしているキャバクラ嬢達。今回のコロナ禍にも負けない精神で、がんばってほしいと思った。<取材・文/カワノアユミ>
東京都出身。20代を歌舞伎町で過ごす、元キャバ嬢ライター。現在はタイと日本を往復し、夜の街やタイに住む人を取材する海外短期滞在ライターとしても活動中。アジアの日本人キャバクラに潜入就職した著書『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』(イーストプレス)が発売中。X(旧Twitter):@ayumikawano
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