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総額100万円以下でも自動ブレーキ付き!国産車&輸入車狙い目モデル6選

新型コロナで始まるカーライフの手引き

 担当Kは毎年5月になるとドキドキします。それは自動車税の納付書が届くから!「そんなにカネかかるならクルマ捨ててこい!」と奥さんに言われるもんで。しかし今年はちょっと違いました。「クルマがあってよかった」と珍しく感謝されております。それもこれも新型コロナウイルスの影響。コロナとの共生、新しい生活様式を錦の御旗に、今こそクルマが欲しい人は(奥さんを)攻略すべきです!
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特選中古車情報

永福ランプ(清水草一)=文 Text by Shimizu Souichi

自動ブレーキ付きで総額100万円以下! フツーの人が買うべきお値打ち中古車は?

 都市部では電車があればどこでも行ける。「クルマなんかいらないし、コレッポッチも興味ありません!」が21世紀の定番だった。  ところが新型コロナウイルスが、その意識をじわりと動かした。電車やバスは感染が怖いので、「クルマ買おっか?」と、妻のほうから提案されるケースが増えている。考えてみりゃクルマは格好のシェルター。新型コロナだけでなく、地震や水害の際にも居場所を提供してくれる。  ただ、今日びの新車は安全装備や快適装備満載でみんな高い。軽だって200万円超えがアタリマエ。そこで、そんなカネは出せない! ギリギリで総額100万円まで! ただし自動ブレーキだけは付いてないとイヤ!という場合の中古車選びを指南させていただきます。  まず今回は軽自動車を除外。軽は維持費が安いので中古車市場で人気が高く、相場がなかなか下がらない。軽なら中古を買うより「月々1万円から!」の新車リースがいいかも。  普通車の場合、最初に除外すべきはトヨタ車である。トヨタは自動ブレーキの導入が遅く、たとえば先代プリウス(’15年まで販売)には自動ブレーキ付きがゼロ。「最先端のクルマを買ったつもりだったのに、自動ブレーキが付いてないなんて信じられない!」と、買ってから怒る奥さまもいたという。人気のアクアも、自動ブレーキが付くようになったのは4年ちょい前。100万円以下で買える自動ブレーキ付きの中古トヨタ車は「ほぼない!」のだ。
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お安いコンパクトカー、狙い目は日産ノート
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1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高速の謎』『高速道路の謎』などの著作で道路交通ジャーナリストとしても活動中

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