▼現行日産ノート（2013年以降）総額50万円～ 　超絶平々凡々なコンパクトカーながら、6年ちょい前からマトモな自動ブレーキをオプション装備していたことに今さら感心。しかも相場が安くてタマ数も多い。サイズもコンパクトで取り回し抜群。ゲタ代わりに最適！ ▼先代フィット（2013年以降）総額70万円～ 　室内の広さはコンパクトカー随一だが、自動ブレーキは時速30㎞以下でしか効かない簡易型（シティブレーキアクティブ）。マトモなヤツ（ホンダセンシング）が付いたのは’17年6月からで、100万円以下じゃ買えません。 ▼超不人気！ 先代レガシィアウトバック/B4（2010年以降）総額50万円～ 「超不人気」というのは、中古車市場では誉め言葉だ。ゲタに使うにはサイズがデカすぎて不便だが、長距離ドライブは得意中の得意。この値段であのアイサイト（バージョン2）付きが買えるのはスバラシイ！ ▼先代インプレッサ（2011年以降）総額70万円～ 　コンパクトで使いやすいので、ゲタ代わりならレガシィよりこっち。一部グレードにアイサイト（バージョン2）が設定されていたモデルなので、付いてるかどうかは要確認。派生モデルのXVも狙い目だが、相場はやや高い。 ▼先代ボルボS60／V60（2011年以降）総額70万円～ 　新車時には最低400万円もしたクルマだが、発売当時の値引きのデカさゆえか、中古車相場は非常にこなれている。自動ブレーキに関しては、少々古いながらも当時、世界最強性能を誇っただけに、現在でも十分マトモ。 ▼先代VWポロ（2014年以降）総額80万円～ 　先代ポロに自動ブレーキ「フロントアシストプラス」が標準装備されたのは’14年8月から。それ以前のモデルには付いていないので要注意。5ナンバーサイズの貴重な輸入車（現行は3ナンバー）なので現在も愛好者は多い。1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高速の謎』『高速道路の謎』などの著作で道路交通ジャーナリストとしても活動中