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結婚式のあとに20万円の追加請求…どうしてそうなった?

 結婚式は人生の晴れ舞台。どうせやるなら、誰だって特別なものにしたいはずだ。
打ち合わせ

写真はイメージです(以下同じ)

 多くの場合、式はプランナーとの綿密な打ち合わせによって作り上げられる。しかし、お互いの会話にすれ違いが生じ、残念な結末を迎えてしまう場合も…。

式が終わった直後“20万円の請求”が

 今年2月に結婚式を挙げた篤史さん(仮名・29歳)は、ウェディングプランナーとの間で揉めてしまった経験を持つ人物だ。 「最高だった結婚式を終え、控室に戻った時、事件は起きました。プランナーさんから20万円ほどの請求書が渡されたんです」  挙式費用は支払い済。しかし、篤史さんは追加で支払いを命じられたのだ。プランナーいわく、“披露宴のドリンク代金です”だった。 「僕としては腑に落ちませんよ。だって…」  篤史さんは、打ち合わせ時の状況を詳しく語ってくれた。

1人7000円じゃないの?

「お酒を飲むのが好きな参列者ばかりでしたので、ドリンクの打ち合わせには時間を割きました」  出席人数80名の大規模な結婚式。半数以上は酒豪クラスの参列者だったそうだ。銘柄に詳しい酒通も多く、篤史さんとしては気が抜けない打ち合わせだった。  ドリンク代金が心配だった彼は、プランナーにその旨を伝えた。すると、“大丈夫です!心配しないでください!”そう返答があったとか。 「“満足のいく飲み放題をご提供できますよ!”って言われたんです。料金は1人7000円を提示されました。正直ほっとしましたね」  見積書にも人数分の飲み放題料金が追加され、これ以上の請求は無いはず。それなのに何故、再びお金を請求されてしまうのだろうか。 「プランナーさんと私たちの認識の違いでした」  篤史さんによると、飲み放題=定額でメニュー内なら何杯飲んでも大丈夫かと思っていたのだが、プランナー曰く、メニュー制限のない有料飲み放題を提案したとのこと。酒豪揃いの披露宴を盛り上げるため、用意できるだけの銘柄を揃えたと説明された。 お酒 有料飲み放題って一体なんぞや?という話ではあるが、このプランの1杯当たりの料金は1500円前後。有名な銘柄の日本酒やワインは2000円を超えていた。この金額は、全てが終了した段階で伝えられたそうだ。  となると、気になるのは1人当たり7000円のドリンク代。これはなんだったのだろうか。 「これはあくまでも“予想金額”だったと。大体1人7000円くらい。その金額をオーバーし、20万円だったと説明されました」  言った言わないが延々と繰り返され、最終的には支配人まで登場。一安心かと思いきや、一貫して、“払ってもらわなくては困る”と、言い続けられたという。  奥さんの諦めモードもあり、渋々ながら支払いをすることにした篤史さん夫婦。しかし、後日振り込みで対応すると伝えたところ、驚きの返事が飛んできたと悲しげに話す。 「“貰ったご祝儀で、今すぐ払ってください”って言われたんです。結果としてはご祝儀から払うことになるかもしれません。でも落ち着いた時に金額の確認などしたいじゃないですか。多めにもらった人には別でお礼もありますし…」
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せっかくの結婚式が台無し
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