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「医者と不倫するくらいならパパ活したほうがいい」看護師28歳のホンネ

 ひと頃は年収1000万円を超えるハイクラスな男性が主役とされたパパ活市場。だが年収400万円台でも、有意義なパパ活ライフを送る男たちが急増している。ウィズコロナのパパ活、その実態に迫った。

自分の時間に合わせて遊んでくれる人がいい……

年収400万円男のパパ活

写真はイメージです

 お金はあくまで副産物というスタンスでパパ活を楽しむ女性もいる。看護師の高岡真由さん(仮名・28歳)は、夕方から深夜まで勤務する準夜勤や明け方まで働く夜勤明けのムラムラを解消する相手を探すためにマッチングアプリに登録。男と酒を飲み、ホテルで遊ぶ息抜きを繰り返しているうちに、思いがけず小遣いをくれる年上男性に出会った。それがきっかけで、パパ活を始めるように……。 「あ、お金もらえるんだ!ってビックリしました。収入には困っていないのですが、お金はあるに越したことがないので、それ以来、基本的にお金ありの交際をするようになりました」  定期的に会ってくれるパパを常に4~6人ほどストックしておき、ローテーションで遊んでいるという。一人からもらうのは、5000~1万5000円程度だ。 「Hしてお金をもらいたいというより、自分の時間に合わせて遊んでくれる人を優先しているので、お金はその人が出せる額でいいやって考えています。お金よりも時間を持ってる人がいいんです。それでも月に10万円くらいの副収入になることもあるから、けっこうバカにならないんですよ。女性の看護師って、医者に遊ばれることが多いんですけど、そんなのはムダだと思うようになりました。不倫するくらいなら絶対にパパ活したほうがいいですね(笑)」  平日の昼間や準夜勤明けの夜中から遊んでくれるパパを希望しているため、相手は自営業やフリーランスなど時間に融通の利く人や、フットワークの軽い営業マンなどがメインだ。 「皆さん遊び慣れていて、一緒にいて楽しい方が多い。でも大抵の人は、3~4か月たつと反応が鈍くなっていきますね。そうなったら新しい人を探すだけですけど、コロナ禍なのであまり不特定多数というのもよくないのかなぁ」  去る者は追わず……なんとも潔い真由さんだが、パパの多頭飼いはいつまで続けるつもりなのか。 「結婚願望はあまりないし、今はパパ活やってお金を貯めるのが楽しいので、しばらくはこのまま続けるつもりです。好きな人や彼氏ができたらヤメようかなぁ、くらいに考えています」  カネや情で釣るより、「都合のいい男」であることが“よきパパ”の条件なのかもしれない。 <取材・文/週刊SPA!編集部>