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小6で高級腕時計「ブルガリブルガリ」を買ってもらい故障で15年放置。今修理したらいくら?

今さら「ブルガリブルガリ」を修理しようと思った理由は?

 そんな私がなぜ、急に「ブルガリブルガリ」を復活させようかと思ったかというと、自分で書いた記事を読んだ際「クォーツの問題点」に気づいたからです。  この問題点というのは、クォーツには回路パーツが使われているため、それが生産終了となると修復不可能になるというもの。古いクォーツ腕時計のなかには、「思い入れがあるのに修理できない」という事例が報告されていたのです。  私の「ブルガリブルガリ」にもクォーツムーブメントが搭載されているのですが、まさにこの例にいかにも当てはまりそうな、特殊な機構が採用されていたのです。
ブルガリブルガリ

修理前のムーブメントの様子。長期間電池電池の交換を怠ったため、基盤が腐食している

 この「ブルガリブルガリ」、見た目はかなりシンプルですが、実は「永久カレンダー」機能を搭載。通常、そういった機能を有する腕時計は、いかにも複雑そうな文字盤デザインが採用されていますが、あえてシンプルというのが90年代ブルガリならではのワビサビ要素。だから、私は、この腕時計を早く直さなければ「やばい!」と思い、意を決してメンテナンスしようと思い立ったわけであります。  しかしながら、そう思ったのは実は3年前のこと。メンテナンスが完了したのが最近なので、思い立ってから完了するまで3年もの期間がかかってしまったのです。  なぜ、そんなことになったのか? それにはいくつか理由があります。
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