更新日:2020年08月16日 22:10
お金

小6で高級腕時計「ブルガリブルガリ」を買ってもらい故障で15年放置。今修理したらいくら?

今さら「ブルガリブルガリ」を修理しようと思った理由は?

 そんな私がなぜ、急に「ブルガリブルガリ」を復活させようかと思ったかというと、自分で書いた記事を読んだ際「クォーツの問題点」に気づいたからです。  この問題点というのは、クォーツには回路パーツが使われているため、それが生産終了となると修復不可能になるというもの。古いクォーツ腕時計のなかには、「思い入れがあるのに修理できない」という事例が報告されていたのです。  私の「ブルガリブルガリ」にもクォーツムーブメントが搭載されているのですが、まさにこの例にいかにも当てはまりそうな、特殊な機構が採用されていたのです。
ブルガリブルガリ

修理前のムーブメントの様子。長期間電池電池の交換を怠ったため、基盤が腐食している

 この「ブルガリブルガリ」、見た目はかなりシンプルですが、実は「永久カレンダー」機能を搭載。通常、そういった機能を有する腕時計は、いかにも複雑そうな文字盤デザインが採用されていますが、あえてシンプルというのが90年代ブルガリならではのワビサビ要素。だから、私は、この腕時計を早く直さなければ「やばい!」と思い、意を決してメンテナンスしようと思い立ったわけであります。  しかしながら、そう思ったのは実は3年前のこと。メンテナンスが完了したのが最近なので、思い立ってから完了するまで3年もの期間がかかってしまったのです。  なぜ、そんなことになったのか? それにはいくつか理由があります。
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1986年生まれ。日本初の腕時計投資家として、「腕時計投資新聞」で執筆。母方の祖父はチャコット創業者、父は医者という裕福な家庭に生まれるが幼少期に両親が離婚。中学1年生の頃より、企業のホームページ作成業務を個人で請負い収入を得る。それを元手に高級腕時計を購入。その頃、買った値段より高く売る腕時計投資を考案し、時計の売買で資金を増やしていく。高校卒業後は就職、5年間の社会人経験を経てから筑波大学情報学群情報メディア創成学類に入学。お金を使わず贅沢する「ドケチ快適」のプロ。腕時計は買った値段より高く売却、ロールスロイスは実質10万円で購入。著書に『腕時計投資のすすめ』(イカロス出版)と『もう新品は買うな!』がある

もう新品は買うな!もう新品は買うな!

もう大量消費、大量生産で無駄遣いをするのはやめよう


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