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電池は冷蔵庫で保管の誤解。大掃除で出てきた電池の正しい保管&廃棄法

意外と知らない廃棄方法は?

 次に廃棄方法です。  自治体によりますが、1次電池は鉛電池(カーバッテリー等)以外は基本的に一般の不燃ごみとして処理することが可能です。ただし、使えなくなった電池だからと言って、そのまま捨ててしまっては事故のもと。電池を使用していた機器では使えなくなっていても、電池自体にはまだ電気を流す力が残っています。テープなどで絶縁し、ショートさせないようにして廃棄するのが適切です。
電池

電池の端子を絶縁してから処分。事故の危険を回避できる

 使用済み電池は、年間約6万トン近くが一般廃棄物として処理されているそうです。そして現在の技術では、すべてを回収してリサイクルすることは適切ではないとも言われており、埋め立て処理をされています。  お得に使えばとてもありがたいのですが、使い方を間違えると危険を伴う電池。年末の大掃除の際は、今一度家庭にある電池を確認してみてほしいところです。
テクニカルライター。三才ブックスのマニア誌『ラジオライフ』にてガジェットや分解記事を執筆。買ったら使用前に分解するのがライフワーク
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