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志村けんの「アイーン」銅像に負けていない 北島三郎、落合博満の銅像がスゴい

文/椎名基樹

志村けんの「アイーン」銅像はバカ殿姿?

志村けんさん銅像プロジェクト

「志村けんさん銅像プロジェクト」クラウドファンディング(「READYFOR」より)

 今月の29日で志村けんが他界してから1年になる。この突然の喪失感によって、私は、ようやくコロナウィルスの脅威をシリアスに受け止めた。多くの日本人もそうだったと思う。しかし、これを書いている現時点では、まだ緊急事態宣言下であり、これほどこの恐慌が長引き、収束するめどが全く立たないとは1年前は思ってもみなかった。  クラウドファンディングで目標額の2400万円を達成して、東村山の駅前に志村けんの銅像が、この夏までに建てられることとなった。完成すると、1メートル69センチの等身大で、「アイーン」のポーズをした銅像が出来上がる予定だそうだ。 「アイーン」のポーズと言う事は、銅像はバカ殿なのだろうか? バカ殿だとしたら、それは、かつてないほど破壊力がある銅像である。キャラクターではなく「素」の志村けんならば、前頭部、頭頂部がだいぶ薄くなって、襟足をちょんまげに結った、晩年の風貌だろうか。アロハシャツを着て眼鏡をかけているかもしれない。それはそれでかなりインパクトがある銅像である。完成したら相当な名所となることだろう。できたらコロナが収束した今年の夏に行ってみたい。蛇足だが「アイーン」のポーズは手話で「志村けん」を表すそうだ。(※編集部注:標準手話としてではなく「サインネーム」(あだ名)として用いられている)  日本全国には、様々なタレントの銅像が建てられている。志村けん像の完成までのつなぎと言うわけではないが「行けば必ず会える」、各地のタレント像をいくつか紹介したい。すっかり春めいて暖かくなった今日この頃、近所の人は小旅行してみるのもいいかもしれない。

高尾山のサブちゃん像はマスクをして感染予防

 東京の高尾山を登るケーブルカーの駅の出発点に、北島三郎像がある。北島三郎は、30年前から高尾山に近い八王子の街に邸宅を構えており、2003年からは八王子観光大使を務めている。2014年には「高尾山」という曲も発表した。
北島三郎像

マスク姿で感染予防を訴えるサブちゃん像

 この北島三郎像を写真に収めるべく、今回、私は高尾山を訪れた。暖かい春の日差しが降り注ぐものの、まだ肌寒い日にもかかわらず、年配の方を中心に、多くの観光客が高尾山に訪れていた。若いカップルのデートもちらほら見られた。私は東京に30年余り住んでいるが、高尾山を訪れるのは初めてだった。高尾山は、観光地化されていて、都内の人にとっては、気軽に旅行気分を味わえる場所であることを知った。とろろそばが名物で、非常に美味であった。私が入った店は、満員のお客さんで、みんな昼間から酒を飲んでいて、とても良い雰囲気だったな(笑)。
マスクを取ったサブちゃん像

マスクを取ったサブちゃん像と

 サブちゃん像は、マスクをして、感染予防を訴えるメッセージが書かれたタスキをして、私をお出迎えしてくれた。マスクは、北島三郎が所有する、JRA歴代2位の獲得賞金を誇る名馬、キタサンブラックを騎乗する騎手が着ていた勝負服の柄だそうだ。駅員さんにお願いしてマスクを取ったサブちゃんの顔もパチリ。サブちゃんの笑顔がまぶしい。
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なぜかパンツ一丁で仁王立ちの落合博満像
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