ローランド「ちょっと嫌なやつを演じる」新生活を迎える社会人に向けて
「世の中には、2種類の男しかいない。俺か、俺か以外か」
「世の中には3つのやり方がある。正しいやり方、間違ったやり方、そして、俺のやり方」
これまでに多くの“名言”を残し、世間から注目を集めてきたローランド。「現代ホスト界の帝王」と称され、最近では美容室「PARIS ROLAND」や脱毛サロン「ROLAND Beauty Lounge」、プリザーブドローズのブランド「R-GALLERY」など実業家として様々な事業も展開している。
そんななか、タキシードデザイナーのMUNETAKA YOKOYAMAとローランドが共同で立ち上げたアパレルブランド「CHRISTIAN ROLAND」は、オンライン販売を中心に新宿や渋谷でポップアップショップも出店するなど、今まさに注力している事業のひとつだ。
「単なるファングッズではなく素材や品質、デザインで勝負したい」。そう語るローランドは、CHRISTIAN ROLANDにかける熱い想いもひとしおだ。
究極のミニマリストとしても知られるローランドだが、その考え方はファッションにも表れている。華美な服装はせず、常にシンプルで上品な“黒”を身にまとう。
“自分らしくいる”というローランド自身の生き方を洋服に昇華させ、「MINIMUM LUXURY~最小限にして最高級~」をコンセプトにしたCHRISTIAN ROLANDは、「あえてシンプルで洗練させたものにしている」とローランドは言う。
MUNETAKAも、独自の哲学やこだわりを持つローランドの「アイディアの多さ」に毎度驚かされているそうだ。
「CHRISTIAN ROLANDは毎月5~10点という結構な数の新商品を出しているんです。ローランドさんと直接やりとりしていますが、とにかく色々なアパレル商品のアイディアが降って湧いてくるかのように、次々と案をもらんですよ。そこから大体1~2ヶ月で商品化するので、通常のアパレル企業では考えられないスピード感だと思いますね」
また、ポップアップショップを行う背景についてローランドは「オンラインショップで服を買うのが一般的になってきている中、改めて服を手に取る大事さを伝えたい」と言う。
「CHRISTIAN ROLANDはEC販売がメインだが、実際にお店へ出向いて服を買う楽しみや喜びを味わってほしいという思いから、ポップアップを定期的に出している。『ポチる』という言葉があるように、今の時代はネットですぐに服が買える。ただ、服の素材感や着心地、エレガントな空気感などは写真では伝わらない。ポップアップに足を運んで、ブランドにかける想いやこだわりを体感してもらいたい」
3月22日からの10日間、通算3度目となるポップアップショップを渋谷ヒカリエ8/COURTにて開催する運びとなり、初日に行われた報道陣向けのメディア発表会にはローランドと、同ブランドのモデルを務める當間ローズ、デザイナーのMUNETAKAが出席した。
ローランド自身の生き方を反映させたアパレルブランド
服を手に取る大事さは、リアル店舗だからこそ味わえる
1986年生まれ。立教大卒。ビジネス、旅行、イベント、カルチャーなど興味関心の湧く分野を中心に執筆活動を行う。社会のA面B面、メジャーからアンダーまで足を運び、現場で知ることを大切にしている
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