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ローランド「ちょっと嫌なやつを演じる」新生活を迎える社会人に向けて

昨年の反省を踏まえ、初の企業制服プロデュースにも挑戦

 さらに、発表会ではローランドがプロデュースした渋谷ヒカリエのインフォメーションスタッフの制服もお披露目された。  MUNETAKAは新制服のテーマについて「1960年代のレトロでモノトーンな感じを制服に表現しました。クラシカルな雰囲気を出しつつ、フォーマルのこだわりを取り入れ、若者文化溢れる渋谷の街に合うスタイルに仕立てました」と語った。  洋服のプロデュースと言えば、想起されるのが昨年末の騒動。ローランドが共同プロデューサーとして携わった女性向けアパレルブランドが「他ブランドのデザインを模倣していた」として、YouTubeに謝罪動画をアップする事態に発展した。ローランドはその件について自ら言及し、「今回は責任を持って監修している」と強調した。 「昨年の騒動は深く反省し、真摯に受け止めている。同じ二の舞を起こさないよう、ヒカリエさんから新制服プロデュースのオファーをいただいた際は『どうしたら、納得のいくかっこいい制服ができるか』と、デザイナーや関係者含めて朝まで話し合いを重ねた。世間からより一層シビアな目で見られるのは重々承知の上で、とにかく満足いただけるような制服にしようと誠心誠意込めて作り上げた」
ローランド

ローランドがプロデュースした渋谷ヒカリエ インフォメーションスタッフのレディース新制服

 CHRISTIAN ROLANDや企業制服のプロデュースをするにあたって、ローランド自身も昨年の失敗から学んだことは大きいだろう。 「信頼されるためにはいいものを提供して、納得してもらう。それしかない」とローランドは決意を新たにした。

ファン以外の方にも“アパレルブランド”として買ってもらいたい

ローランド 緊急事態宣言が空けたとはいえ、依然続くコロナ禍。今後の活動における展望についてローランドは次のように話す。 「漠然と不安はあるが、やるべきことはたくさんある。今やっていることの結果は、10~20年後になってみないとわからないもの。自分の信念を持って目の前のタスクをこなし、これからも邁進していきたい」  CHRISTIAN ROLANDについては、着実な手応えは感じつつも「自分のファン以外の層へもアパレルの“ブランド”として買ってもらうことが目標」とする。 「シンプルな装いのデザイン性だけでなく、機能性の良さも追求していきたい。自分の信念であるミニマリズムの哲学を服に反映させ、ブランドを通して多くの人にCHRISTIAN ROLANDの魅力が伝わるよう取り組んでいく」
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1986年生まれ。立教大卒。ビジネス、旅行、イベント、カルチャーなど興味関心の湧く分野を中心に執筆活動を行う。社会のA面B面、メジャーからアンダーまで足を運び、現場で知ることを大切にしている

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