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スタバの紙コップやレジ袋有料化、本当に「環境」のためなのか

「とりあえず環境対策やってるアピール」のための有料化

 だからこそどれほど意味があるかわからないけど、「とりあえず環境対策やってるアピール」するために政府はレジ袋やスプーンの有料化をやっているだけにしか見えないのです。  そしてこれは実質的な増税になり、国民に手間をかける愚策だと僕は考えます。マイバッグによる万引の対応は小売店に委ねられますから、従来よりさらに対応を迫られるのも難点です。  これらのプロジェクトは小泉進次郎環境大臣の下で進んでいます。小泉大臣といえば知名度も高く何かと注目を集めますから、将来の首相候補ともいわれています。  だが、ちょっと待ってほしい。現状の彼は「レジ袋を有料化させた男」「スプーンを有料にする男」「ポエムのようなことを言う男」です。実績で考えると首相候補にカスリもしないんですけどね……。しかし知名度が圧倒的なパワーとなっています。日本人はもっとしっかり見定める必要があるでしょう。

環境省に好き勝手やらせないことが環境にとって一番良い

 さらに環境省では炭素税の導入を目論んでいます。また税金か!  財務省出身の中井徳太郎事務次官は昨年の就任会見で炭素税の必要性に言及しています。これはやる気ですね……。 「環境」を出したら何でもありなのかという話です。炭素税を導入して企業に十字架を背負わせると、結果的に日本の産業を弱らせることになりかねません。  レジ袋やスプーンで国民の負担を増やし、炭素税で企業を追い込む……。もはや環境省に好き勝手やらせないことが日本人の環境にとっては一番良いのではないでしょうか。 今週の一言 レジ袋やスプーン有料化は実質増税で、国民負担を増やすだけの愚策 <文/KAZUYA>
動画配信者、作家。1988年、北海道帯広市生まれ。2012年より、YouTubeとニコニコ動画にて「KAZUYACHANNEL」を開設し、政治や歴史、社会問題などのニュースをほぼ毎日配信する。YouTubeのチャンネル登録者数は70万人超、ツイッターのフォロワーは11万人超。『日本人が知っておくべき「戦争」の話』など著書多数
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