仕事

年収450万円の40代が海外セミリタイア生活。資産5000万円で“FIRE”決行

「日々ドラクエのようなアドベンチャー生活」

FIRE

アキラ氏はフィリピンでFIRE生活をするため妻に詳細な資産の一覧表を作りプレゼン。妻は日本企業の仕事を月50時間前後請け負う

 かくして新天地へ船出したアキラ一家。その生活は充実の毎日だ。 「レンタカーは1日借りて3000円くらいだし、自家用の原付バイクもあるので、行きたいところにすぐに行ける。時間もたっぷりあるので、今日は海に行こう、明日は山に行こうとまさに日々ドラクエのようなアドベンチャー生活。好きなYouTubeやブログでの小遣い稼ぎに挑戦して刺激を得ながら、人生を楽しんでいますよ」  労働に縛られない生き方を実現したアキラ氏。それを可能とした「日本版FIRE」とはどのようなものか? 次から見ていこう。

FIREとはなにか?

FIRE

書店をのぞけば目立つところに陳列されているFIRE関連書籍。日本でも考え方に共感する人々が増えている

 現在、世界中で「FIRE」なる生き方が話題になっており、関連書籍も多数出版されている。なかでも『FIRE 最強の早期リタイア術―最速でお金から自由になれる究極メソッド』(ダイヤモンド社)は8万部を超えるヒット。アメリカで発行された原書の邦訳を担当した岩本正明氏は、FIREをこう解説する。 「FIREは『Financial Independence(経済的自立)』と『RetireEarly(早期リタイア)』の頭文字を取ったものです。仕事に生きがいを求めず、あくまでも稼ぐ手段と割り切る。そして支出を可能な限り抑えることで資産を形成して定年前に経済的自立を達成し、その後の人生で自分の好きなことをしようとする生き方です」  旧来の価値観では、定年までがむしゃらに働き、高い家やクルマ、服や道楽アイテムを買うのがステータスとされてきたが、FIREの考えは、それとは一線を画している。これは経済的な豊かさよりも精神的な豊かさを重視する、ライフスタイル革命と言えるだろう。 「FIREの手順としては、まず無駄遣いを抑える支出の最適化、さらに収入の最大化。そしてある程度貯蓄ができたらそれをどんどん投資に回します。年間の生活費を25倍した額がFIREの達成目標。これは年間支出が投資資産の4%であれば、運用利回りで賄えるという研究結果に基づきます」
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日本では5000万円でFIREが可能
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表紙の人/ モーニング娘。’21

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