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モーニング娘。加入と卒業を繰り返した今のグループは「多才で多彩」

15期が入って曲に独自の味が生まれた

——前作からの3年間を振り返ってみてモーニング娘。として変化した部分とは? 森戸:15期が入ってからフレッシュ感がさらに増し、新しい感じの曲も増えたと思います。加入と卒業が繰り返されるグループなので常に変わっていきますね。 譜久村:大人になった先輩のなかに中学生が加入してきたので「ザ・子どもの声」というのがアルバムにも入り、すごく一曲一曲に独自の味が生まれました。今のモーニング娘。だからこそできることですし、私は今の体制の「声」がすごく好きで自分で聞いていてもすごく元気が出ます。 野中:大人だからこそ出せる余裕とか歌い方とか、みんな思考が大人になってきた影響も感じられると思います。私も心境の変化があったり、声質も変わりました。周りへの視野も広がったりと、自分でも大人になったと思います。そういう心の変化もアルバムに表現されていると思います。

「多才で多彩」なモーニング娘。’21

——そんな個性の強い「今のモーニング娘。」をひと言で表すなら? 野中:「たさい」だなって思います。「多才」という意味と「多彩」という意味の二つがあります。いろんな色があっていろんな才能を持った子たちが集まっています。いつの時代も個性的だと思うんですけれども、今のモーニング娘。は本当に一人ひとりがのびのびしていて、それが一人ひとりの色を出すきっかけにもなっているなって。それを見るのが楽しいんじゃないかなって思います。 譜久村:「刺激的」です。シングル曲でもある「Loveペディア」と「人間関係 No Way Way」っていう曲はメロディが同じで歌詞が違う曲なんです。このアルバムをコンサートで全曲通して披露したら「なんだ、このグループは!」って絶対なるだろうなって思うんです! 個性もすごくあるメンバーたちなので、一人ひとりの感情や動きを追っかけているだけで「目が足りない」と思われる存在だと思います。
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「今後は全員でダンスを強化したい」
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