同性の夫と挙式した男の思い。「一生隠して生きなさい」と母は言ったけれど
「一生隠して生きていきなさい」と言った母を変えたもの
目前に迫る東京五輪は、基本コンセプトに「多様性と調和」を掲げ、通常国会でLGBTへの理解を進める法案の成立が模索されていた。
しかし、「差別は許されない」とする文言に自民党内から反発が起こり、見送りに。LGBTの当事者でパートナーズ婚支援を行う七崎良輔さんは語る。
「僕は母にカミングアウトしたとき、『一生隠して生きていきなさい』と言われました。昔の人間である母にとって、ゲイは“オカマ”で、後ろ暗い存在だったからです。普通じゃないし、生きてちゃいけない。そう思いながら10代を過ごしました」
その母を変えたのは「制度」だった。
「パートナーシップ制度の導入や同性同士の結婚を認めないことへの違憲判決など、社会的に認められたことで、母は次第に受け入れてくれるようになりました。『この人たちは普通じゃないけれど、理解してあげましょう』では、結局、差別はなくならない」
「生きていてはいけない」なんてもう思いたくない
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