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元SKE48・大矢真那が語る理想のアイドル像

目指すは王道の“The・アイドル”

――自分の体験を活かしてプロデュースをするわけですね。では具体的にどんなアイドルグループにしたいのでしょうか。 大矢:王道の“The・アイドル”です。今はアイドルも多種多様というか、見せ方がいろいろですよね。以前なら絶対出てこなかった“病み系”とか“ファンタジー系”とか、メイクの仕方や変わったコンセプトのアイドルグループが、今はいっぱいあります。もちろんそういうアイドルも楽しいんですけど、私が作りたいのは、“昭和のアイドル”という感じの、わかりやすいキラキラアイドルなんです。かわいいキラキラの衣装を着て、歌やダンス、お芝居もできるアイドルを目指します。私は、さっきちょっとお話しましたけど、自分の中で“アイドル”というものに真剣に取り組んできた自信があったんです。でもお芝居に関してはまだまだ“お芝居の役になりきる”力が足りなくて、(SKE48を)卒業したあと、いろいろな厳しさを知ったんです。アイドルの時代なら温かく見守っていただけたことも、卒業後は周りからシビアな目で見られます。ですから卒業後も新しい世界ではばたけるように、お芝居も勉強できるアイドルグループにしたいですね

審査の基準は「顔」!?

――なんか発言がプロデューサーらしくなってきました! ではどんな人に来てもらいたいですか? 審査の基準は? 大矢:まず、顔 ――いきなりシンプルストレートな基準! 大矢:誤解のないように言いますけど、アイドルらしい表情ができるかどうかってことです。笑顔だけで人を幸せにできることもあるじゃないですか。笑顔じゃなくても、なんか気になる表情のコ。そういう、人の気持ちをつかめる表情を持ったコに来て欲しいと思っています ――なるほど。あとは? 大矢:次にスタイル ――ストレート! そこも誤解のないように説明して! 大矢:キラキラのかわいい衣装を、ちゃんと着こなせる体型を維持できるコ、という意味です。アイドルにとって、衣装は大切なアイテムですから ――そうですね。誤解は解けました。 大矢:あとは“アイドルをしたい!”という強い気持ちを持っているコ。もう、これに尽きますね。正直なところ、歌とかダンスは最初からそんなにできなくてもいいと思うんですよ。それはアイドルになってからレッスンで成長できると思うし、トークがうまくなくても構わないと思います。どんなときも“アイドルであること”を忘れないで頑張れるコ、アイドルというものに対してひた向きに歩んでいけるコを集めたいです
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真剣に、ひた向きに頑張るグループにしていきたい
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