オカルト現象を体験&実験できるお化け屋敷!

【オカルト現象を体験&実験できるお化け屋敷!】 「お化け屋敷で科学する!2」という企画展が、東京・お台場の日本科学未来館で開かれていると聞きつけ、本誌のビビリ記者Yが潜入取材を決行。よりによってなんで私が……。  入り口で係員が4人前後にグループ分けするのだが、間が悪く、1人で入場することに。  まずはお化け屋敷エリア。古びた民家の玄関に足を入れると突然、白い竜巻がこちらをめがけて襲ってくる。怪しい光が浮遊している中庭を抜けると今にも出そうな居間が。もうやだ、帰りたいんですけど! とそこに、後ろのグループから「もう僕、8回目!」というベテラン小学生が。この子も幽霊だったらどうしよう(なわけないですけど)と一抹の不安を抱きつつ、必死になってついていく。その後は、小学生の「ココは電話が鳴るんだよ!」とご丁寧なガイドのおかげでなんとかゴールに……と思いきや、トドメの恐怖が!(お楽しみのためネタバラしは自粛します)肝心なところは教えてくれない、少年の”してやったり”の顔が印象的だった。  次にあるのは科学トピックスエリアで、体感した現象を科学的に検証・解説してくれる。  例えば、空中を漂う青白い光、人魂の正体については、リン化水素やメタンガスなど、自然の中で可燃性の気体が発火するという説、または静電気やプラズマ現象がその原因だという説などが考えられるそう。  ほかにも、「幽霊が見える仕組み」や何もしていないのに「ガラスが突然割れる現象」などひとつひとつ科学的に検証されており、なるほど、そういうことか!と納得。そう考えると、少しだけビビリが克服できるかも。ゾッとするのが大好きな人も苦手な人も楽しめる企画展、ぜひ足を運んでみよう!
f100420_okaruto_14.jpg
謎の人影が現れるという「廊下」。会場では、恐怖を客観的に観察できるエリアや「お化け撮影機」なども設置
f100420_okaruto_15.jpg
お化け屋敷で科学する!25月31日(月)まで日本科学未来館にて開催中。詳細は、http://www.obk2.jp/ 取材・文/古澤誠一郎(Office Ti+) 杉原光徳(ミドルマン) 藤村はるな 安田はつね(本誌) 田幸和歌子 イラスト/清野とおる 協力/日本科学未来館 ― オカルト現象の科学【11】 ―
テキスト アフェリエイト
新Cxenseレコメンドウィジェット
おすすめ記事
おすすめ記事
Cxense媒体横断誘導枠
余白
Pianoアノニマスアンケート