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『ウマ娘』ブームの裏で急増する見学者のマナー違反。牧場側の本音は

『ウマ娘』が空前の大ブーム

 スマホ向けゲームアプリ『ウマ娘 プリティーダービー』がブームを巻き起こしたことによって、現実の競走馬にも注目が集まっている。『ウマ娘』をきっかけに競馬を始める若者が大勢現れたほか、引退馬支援への関心も高まっている。  JRAのレースで7勝の成績を残した元競走馬ナイスネイチャの33歳を記念したバースデードネーション(誕生日プレゼントの代わりに寄付を募ること)には、なんと3500万円を超える寄付が集まった。昨年のバースデードネーションが約176万円の寄付が寄せられる結果だったことを振り返ると、『ウマ娘』ブームのすさまじさをあらためて感じさせられる。

牧場でマナー違反やトラブルが多発

牧場

※写真はイメージです

 そういったポジティブな盛り上がりの一方で、マナーを知らない人々によるトラブルも多発しているようだ。北海道・日高町の引退馬牧場「ヴェルサイユリゾートファーム」は、牧場内への無断立ち入りが増えていることを明かしている。 <最近牧場内にアポイントなしで無断で入ってくる方が増えています。ゴールデンウィーク前から増えてきた印象で、当牧場は完全事前予約をお願いしております。ここ連日も数件あり、予約なしや見学時間外と分かってたけど、近くに来たんで。と平然と言われるので驚きます。道路挟んだ放牧地でも見知らぬ車がスーッと入っていくと、とても恐く、走ってなになに?と行くこともしばしば>(2021年5月8日に更新された「ヴェルサイユリゾートファーム」のブログより)  同施設は、トラブルについて報告した上で、「ふるさと案内所や競走馬の牧場見学については、検索すると色々と出てきます」と呼びかけている。競走馬を扱う牧場を見学するにあたっては、見学者の受け入れを主目的とした観光牧場と比べて、数々のルールが存在する。
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牧場側の本音
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