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iPhone 13 Pro Maxをガチレビュー。カメラ性能とバッテリー駆動時間が凄かった

 iPhone 13シリーズが発売されて1週間あまりが経過。早めに予約した人の手にはぼちぼち届いていることだろう。筆者もiPhone 13 Pro Maxを購入。今回は、iPhone 13ってどう? と様子見している人に、実際に使用してみてわかったオススメポイントをお伝えしたい。 【前回を読む】⇒iPhone 13シリーズは買いか見送りか? 旧モデルとの差を徹底比較

バッテリー駆動時間が長い&充電時間が短い

 iPhone 13シリーズはバッテリー駆動時間が長いことをウリにしているが、中でもiPhone 13 Pro Maxは最長となっている。スペック表ではビデオ再生は最大28時間、オーディオ再生が最大95時間。iPhone12 Pro Maxがそれぞれ最大20時間、最大80時間、iPhone 13 Proがそれぞれ最大22時間、最大75時間なので、なかなかのパワーアップだ。画面が大きいのに、使える時間が長くなっているのはありがたい。  海外のテック系サイトではiPhoneを分解し、バッテリー性能を分析しているところがある。iPhone 13 Pro Maxのバッテリー容量は約4400mAhのようで、これはiPhone 12 Pro Maxの約2割増し。駆動時間が延びているのも納得だ。
iPhone 13 Pro Max

iPhone 13 Pro Maxはバッテリー駆動時間が長い!

 また、正式発表はされていないのだが、iPhone 13 Pro Maxの充電速度が早いという噂もある。iPhone 12 Pro MaxやiPhone 13 Proは最大22~23W程度だが、iPhone 13 Pro Maxは最大27W程度で充電できるというのだ。その分、充電時間が短くなるので、ありがたいところ。iPhone 13 Pro Maxユーザーは30Wの充電器を用意した方がよさそうだ。

マクロ撮影が可能になり、さらに望遠、さらにぶれない

 iPhone 13 Pro/Pro Maxのカメラはセンサーとレンズが新しくなり、サイズアップ。センサーはiPhone最大となる1.9μmピクセルで、広角カメラの明るさがf1.6から1.5に上がっている。今回はMaxだけでなく、普通のProもセンサーシフト式光学手ぶれ補正機能に対応した。  光学ズームはiPhone 12 Proが2倍、iPhone 12 Pro Maxが2.5倍のところ、iPhone 13 Pro Maxは3倍。ズーム時にはやはり手ぶれが気になるが、手ぶれ補正機能によりきれいな写真が撮れるのはありがたい。スマホで手軽に望遠撮影ができるのは楽しい。
iPhone 13 Pro Max

大きな三眼カメラを搭載。さらに明るく、さらにズームできるようになった

 マクロ撮影に対応したのも嬉しいところ。カメラを被写体に近づけると自動的にマクロモードに切り替わる。被写体には最近で2cmまで近づけるようだ。スマホで接写できるのはとても面白い。  ただし、マクロ撮影では自動的に超広角カメラに切り替わるので、高性能な広角カメラで撮りたい場合に不便。現在は無効化する機能がないが、今後修正される予定だ。
iPhone 13 Pro Max

被写体に2cmまで近づける

iPhone 13 Pro Max

マクロ撮影した写真

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動画を撮りたくなるシネマティックモード
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