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移動するだけでポイントが貯まるマイレージアプリ「Miles」を使ってみた

移動するだけで1マイル1ポイント

 10月20日、シリコンバレー発のマイレージアプリ「Miles」が日本でサービスを開始した。スマホを持って移動することで、世界中どこでもAIが判定し、1マイルの移動に対し1ポイント付与してくれるのが特徴。アメリカでは140万人以上が登録しており、日本でも発表から24時間で10万人以上が登録するほどの注目ぶりだ。  ウォーキングだけなく、自転車でもバスでも電車でも車でもマイルが溜まる。エコな移動手段ほどボーナスマイルが付く仕組みで、徒歩なら10倍。車なら等倍で、飛行機のみ0.1倍となる。マイルは自動的に付与され、ポイントはブランドパートナーの特典と交換できる。

中央がMiles Japan代表取締役CEOの高橋正巳氏

 アプリも利用料も無料。早速使ってみよう。

移動手段はAIが自動判断

アプリをインストールする

 アプリをインストールする際、位置情報の取得は常に許可しておくこと。アプリ起動中のみにすると、アプリを起動していないとポイントが貯まらないので注意しよう。友だちから招待コードをもらっているなら、アカウント作成時に入力するとポイントをもらえる。現在は、500ポイントをもらえた。

友だちの特別コードを入力して500ポイントをゲット

このように月ごとの移動データが蓄積されていく(画面の数値はダミー)

 アプリにログインしたら、後は移動するだけ。移動手段はAIが判断するが、例えば自転車移動をバスに間違えられてしまった場合などは、申告して変更してもらえる。  バックグラウンドでGPSが動作し続けるのでバッテリーは余計に消費してしまうが、それでもMilesによると1日で1%程度なのでそこまで気にしなくてよさそう。  ポイントが溜まったら、特典と交換できる。最初から83社と連携し、108種類もの特典が用意されていた。JALは国内ダイナミックパッケージ2000円割引きやJRはStation Workの30分無料クーポンなどの特典を提供。他にも森林保全活動や地球環境保全のために寄付をしたり、ジュースや電子マネーが当選する抽選なども利用できる。  今回は試しに、ファミリーマートでコーヒーと交換してみる。Miles上でクーポンを利用し、バーコードを表示させて会計時に読み込んでもらえばいい。もしうまく表示されない場合は、アプリをログアウトして再ログインしてみよう。
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ポイントを利用してみた
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お酒を毎晩飲むため、20年前にIT・ビジネスライターとしてデビュー。酒好きが高じて、2011年に原価BARをオープン。2021年3月には、原価BAR三田本店をオープンした。新型コロナウイルス影響を補填すべく、原価BARオンライン「リカーライブラリー」をスタート。YouTubeチャンネルも開設し生き残りに挑んでいる

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