競馬場、パチンコ屋、詐欺サイトのおっさんが選んだ「2021年流行語大賞」はこれだ
競馬場で飲んだくれているおっさんに聞いた2021年の流行語
例年であれば秋のGIで盛り上がりをみせる東京競馬場において、主にストロングゼロを手にしているおっさんを対象にアンケート調査を実施するが、残念なことにコロナ禍の影響により、競馬場も場外馬券場WINSも制限入場を実施しているため実施が困難であった。
競馬場にあれほどいた競馬場に来ることが生きがい、みたいなおっさんども、このコロナ禍の2年間をどのように凌いでいるのか。安否が気遣われるところだ。
競馬場でのアンケート調査が難しいということで、今回は競馬好きのおっさんどもが巣食うLINEグループにおいてアンケート調査を実施した。結果は以下のとおりである。
1.マカヒキ
2.エフフォーリア
3.福永金返せ
4.ブロディ
5.鉄アレイ
日本ダービーと天皇賞秋を制した3歳馬エフフォーリアを抑えて8歳馬であるマカヒキが堂々の1位となった。おっさんどもの心に訴えかける何かがあったようで圧倒的な得票を獲得した。
マカヒキとは、2016年のダービーを制したのち、5年間まったく勝ち星に恵まれなかった馬だ(国内では勝ち星なし、フランスニエル賞(G2)のみ)。ダービー馬という称号は思いのほか重い。普通はここまで勝てないとダービー馬の名前が傷つく前に引退させてしまうのだけど、マカヒキはレースに出続けた。
2021年の天皇賞春においては12番人気の8着とダービー馬とは思えない人気の低さ、だれも勝つとは思っていない状況であってもマカヒキはレースに出続けた。もう終わった馬みんながそう思った。ダービー馬の恥さらしとまで言われ、バカにする人までいた。
2021年10月京都大賞典(G2)、事件が起こる。9番人気だったマカヒキは直線で突き抜け見事に1着を獲得したのだ。ニエル賞から約5年、日本ダービーからは5年4か月ぶりの勝利となり、GI勝利馬の史上最長間隔での勝利記録を打ち立てた。
3位は福永騎手への私怨である
テキストサイト管理人。初代管理サイト「Numeri」で発表した悪質業者や援助交際女子高生と対峙する「対決シリーズ」が話題となり、以降さまざまな媒体に寄稿。発表する記事のほとんどで伝説的バズを生み出す。本連載と同名の処女作「おっさんは二度死ぬ」(扶桑社刊)が発売中。3月28日に、自身の文章術を綴った「文章で伝えるときにいちばん大切なものは、感情である 読みたくなる文章の書き方29の掟(アスコム)」が発売。twitter(@pato_numeri)
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