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パチンコ新台「サイボーグ009」はパチプロ御用達だった前作を越えるか実戦してみた

P009 RE:CYBORG ACCELERATOR EDITION

P009 RE:CYBORG ACCELERATOR EDITION
©2012「009 RE:CYBORG」製作委員会

 009シリーズの最新作「P009 RE:CYBORG ACCELERATOR EDITION」が11月8日に全国導入された。本機種は2014年の11月に導入された「CR 009 RE:CYBORG」のリメイク版である。  大当り確率は1/199.8のライトミドルスペックで、初当り後は基本的に時短に突入する突破型タイプで、引き戻し率約41%の時短100回転を突破して、継続率約90%の「加速RUSH」への突入を目指すゲーム性となります。

スペックだけ見ると甘いのだが……

ニューギン

今回は名古屋にあるニューギンの直営店で実戦を敢行! 写真/セールス森田

 リメイク版というだけあって、スペック面はほとんど変わらずに再現されています。CR機からP機となったことで、11R以上の振り分けはなくなったものの、RUSH突入時の平均出玉もほとんど変わらず。  むしろ大当り確率が約1/215.5から1/199.8になったことで、初当り確率とRUSH突入率が軽くなり、スペックだけをみると新しい方が甘い機種となりました。  ただ、2014年にリリースされた009は、プロ御用達としても話題になった機種。技術介入で玉を増やすことができました。  しかも大当り後には必ず電サポ100回転が付き、継続率が高いことから、必然的に電サポ滞在時間が長くなりやすかったことも、プロ御用達となった一因です。果たして、どこまで前作が踏襲されているのでしょうか。  そこで今回は、先行導入されている「パーラーニューギン」に出向き、朝一から実戦を行いました。

演出はほぼ……いや、”全く”変わらない!?

まずは演出面について。リメイク機が出た場合、「どこが新しくなったのか」を探しますが、この機種はびっくりするほど同じ。例えば「真・花の慶次2」がリリースされた約8か月後に「真・花の慶次2 漆黒ver.」がリリースされたように、全く同じ演出のスペック違いが1~2年以内に出るケースはよくある話です。  しかし本機種の元となった機種がリリースされたのは7年前のこと。ここまで期間が空いてほぼ同じ演出でリリースするのは極めて異例といえます。前作をそこまで打ち込んでいなかったので確固たる自信はありませんが、私が発見できた新演出は、筐体を入れ替えたことによって追加された「天激ボタン演出」のみでした。  いや、これはこれで新しいっ!ここまで全く同じだと開発費がかなり抑えられていると思うので、販売価格も抑えられるハズです。  数年前にヒットした機種と全く同じ演出でリリースするのは、ありそうでなかった新しい形かもしれません。作品によっては版権元との兼ね合いがあるので簡単な話ではないと思いますが、コロナ禍で苦境を強いられるホールの救世主的な存在になる可能性もあると思います。
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果たしてプロのお眼鏡にかなうのか
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Web編集者兼ライター。フリーライター・動画編集者を経て、現在は日刊SPA!編集・インタビュー記事の執筆を中心に活動中。全国各地の取材に出向くフットワークの軽さがセールスポイント
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