更新日:2022年04月03日 09:40
ライフ

ダイソー100円立体パズル、発泡スチロールと紙なのに「ほぼプラモデル」の面白さ

ただの発泡スチロールと紙のはずなのに

火星探査機の箱の中身

火星探査機の箱の中身

 最後に火星探査機だ。プレートのパーツには「Curiosity Rover(キュリオシティ・ローヴァー)」と記されている。その名前をネットで調べてみると、これはNASAが開発した探査機で、今もたったひとりで火星の調査を続けているらしい。  というわけで、組み立て開始。ピース数は62もあるが、難しさはブラキオサウルスとたいして変わらなかった。これまでと同じように箱の裏面に書かれた組み立て方法のとおりに組み立てていくだけである。  ただひとつだけ気をつけたほうがいいのは、パーツの差し込み口に出っ張りを差し込むときはなるべく一発でスッと差し込むようにするということ。何回も差し込みなおしていると、出っ張りがふにゃふにゃになって差し込みづらくなってしまうのだ。

たったひとりで大きなプロジェクトに挑む男

火星探査機

火星探査機が完成

 そして完成。火星の荒涼とした大地にひとり佇む火星探査機キュリオシティ。ただの機械のはずなのに、というか、ただの発泡スチロールと紙のはずなのに、たったひとりで大きなプロジェクトに挑む男の気高さと寂しさがひしひしと伝わってくる。  それにしても、火星探査機の上に漂っている円盤のようなものはいったいなんだろうか。地球人が送り込んできた火星探査機の存在に気付き、それを上空から調査する火星人のUFOだろうか。まあ、かっこいいから別になんでもいいけど……。 <取材・文/小林ていじ>
バイオレンスものや歴史ものの小説を書いてます。詳しくはTwitterのアカウント@kobayashiteijiで。趣味でYouTuberもやってます。YouTubeチャンネル「ていじの世界散歩」。100均グッズ研究家。
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