──TENGAブランド全体に対して、どのようなイメージをお持ちですか？ MB：TENGAさんはアパレルとコラボしたり、グループ会社では妊活をサポートする事業を展開したりと、途方もない活動を地道に続けていてリスペクトしています。 いまだにアダルトグッズって、世間一般からするとアンダーグラウンドな製品で、なにかと背徳的なイメージを持たれがちだと思うんです。そんななか、TENGAさんはアパレル事業から性教育や社会貢献に繋がる取り組みにまで力を入れている。 こうした展開を通してアダルトグッズ業界にポジティブなイメージをつけていくことは、とてもすごいですよね。TENGAがアダルト業界のイメージを向上させているのパイオニアになったことは間違いないと思いますね。 新しい製品や世界観を提案するという意味では、TENGAさんと僕のアパレル業界での取り組みは共通しています。TENGAさんのほうがスケールの大きいチャレンジをしていますし、大学時代に僕がTENGAに出会った「黒船の衝撃」から20年弱、途方もない旅路だったのではと尊敬しています。 取材・文／佐藤隼秀　撮影／koji yamanoファッションバイヤー。最新刊『MBの偏愛ブランド図鑑』のほか、『最速でおしゃれに見せる方法 <実践編>』『最速でおしゃれに見せる方法』『幸服論――人生は服で簡単に変えられる』など関連書籍が累計200万部を突破。ブログ「Knower Mag現役メンズバイヤーが伝えるオシャレになる方法」、ユーチューブ「MBチャンネル」も話題に。年間の被服費は1000万円超！ （Twitterアカウント:@MBKnowerMag）