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Kis-My-Ft2がライブに込めた「10年分の感謝」

 アイドルグループ・Kis-My-Ft2(以下キスマイ)が2日、全国5大ドームツアー「Kis-My-Ftに逢える de Show 2022 in DOME」の東京ドーム公演を開催した。  今回のツアーは、デビュー10周年を記念して、デビュー前にジャニー喜多川氏が名付けたというライブツアー「Kis-My-Ftに逢える de Show」を再題。デビュー曲から最新曲まで全36曲に、キスマイ10年間の軌跡とファンへの感謝が込められていた。

花言葉「感謝」の花が散りばめられたステージ

 メインステージにはカーネーションやカモミール、フリージアなど13種類の「感謝」の花言葉がある花が散りばめられた。そのステージに、ゆっくりとキスマイの7人(横尾渉、藤ヶ谷太輔、北山宏光、玉森裕太、二階堂高嗣、千賀健永、宮田俊哉)が登場。オープニングは、ファンへの気持ちが込められた楽曲「Re:」と「A10TION」を披露した。  続いて、デビューシングル「Everybody Go」のイントロが流れると会場のペンライトが大きく揺れ、手拍子が会場中に鳴り響く。北山が「HEY! 東京ドーム! 準備は大丈夫ですか?」と叫ぶと、宮田も「おかえりなさいませ、お姫様! みんなが持っているペンライトで俺たちに気持ちをぶつけてこい! 最後までよろしく」と呼びかけた。  キスマイの代名詞でもある“ローラースケート”を履いて、ドームの外周を7人が勢いよく駆け巡る。その後も「WANNA BEEEE!!!」「SHE! HER! HER!」など、ヒット曲で盛り上げた。  合間のMCでは、この「SHE! HER! HER!」の中盤で見せた千賀のダンスパフォーマンスの話題に。二階堂が「『SHE!HER!HER!』でやった千賀さんの逆立ち。あれ、めっちゃ止まってた。すごかったよ!」と切り出すと、藤ヶ谷も「ステージの真ん中で、グッ!って20秒くらい」と頷く。  これに千賀は、「でもたまに崩れちゃったり、すぐ終わっちゃうときもあるじゃない? そのあと北山さんとか藤ヶ谷さんが歌っているとき、周りに俺ら立ってるじゃん。失敗したときは、めっちゃ悲しい顔してんのよ。今日みたいな日は嬉しいから、もうニッコニコ(笑)」とアピール。北山が「よ、シャチホコ!」と絶賛すると、会場から笑いが漏れた。

ド派手な演出でファンを魅了

 ほかにも、ステージでメンバーが入れ替わりながらダンスを披露する楽曲「One Kiss」や、花道をメンバーが一列になってパフォーマンスする「NAKED」などで会場を魅了した。  そして、キスマイのドームツアー名物となっているのが、“特効祭り”と呼ばれるド派手な演出だ。「Break The Chains」では、センターステージに立った7人を巨大なアームが取り囲み、ファイヤーボールや火花が散るなかでのダンスは圧巻。  また、「Luv Bias」の曲に連動してせり上がる噴水の演出に、思わず驚きの声を上げるファンも多かった。
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メンバー同士での撮影も
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