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家事・育児で夫の姿に感動した瞬間「いつも“ありがとう”と言葉にしてくれる」「出産育児本を熟読」

 夫婦共働き世帯は年々増え続けている。とはいえ、お互いが仕事に追われる状況にもかかわらず、家事・育児の分担がうまくいかずに「自分ばっかり!」と不満を感じている妻は少なくない。
疲れた様子の主婦

※写真はイメージです。以下同

 理想の夫・妻とは……考え出したらきりがない。妻としては、家事や育児に協力してくれる夫は、やはり頼りになるだろう。だが、具体的にはどんな行動をすればいいのかわからない人も多いはず。今回は、妻が「夫の姿に感動した!」というエピソードを紹介する。夫婦円満に過ごすための参考になる部分もあるかもしれない。

いつも「ありがとう」と言ってくれる夫

 1年の同棲期間を経て、26歳のときに結婚した金田りかさん(仮名・20代)は、共働きということもあり、同棲する前から家事の役割分担を決めていた。 「夫はトイレ、風呂掃除。私はそれ以外の部屋掃除、料理、洗濯でした。帰るのが早い私の方が家事の量は多かったのですが、うちの家庭では上手くまわっていました」  ただし、生活していくうちに分担していない家事も出てきたという。庭の草むしりやバルコニーの掃除、窓拭き、エアコン掃除などである。

庭が見違えるようにキレイになっていて感動

 そのなかでも金田さんは虫が苦手で、草むしりするのを渋っていたと話す。やらなきゃと思っていても外は熱いし、虫嫌いにとっては……とついつい放置していたのだが。 「そんな仕事も夫は率先してやってくれました。お互いにやらなきゃいけないと思っていた気持ちは一緒だったようで。私が仕事に行っている間に庭は見違えるようにキレイになっていたんです」  金田さんは、何も言ってないのに意思疎通ができているのかと感動した。 「でも、私が一番うれしいと感じるときは、夫がいつも『ありがとう』と言ってくれることです。ご飯を食べるときには、『美味しかった! ご馳走様でした』、出勤するときには、『お弁当ありがとう、行ってきます』と感謝してくれます」  やっぱり人に感謝されるとうれしいものだ。作ってよかった、また作ろう! と思える不思議な言葉だと金田さんはいう。
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出産育児本を熟読
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2016年よりライター活動を開始。出版社にて書籍コーディネーターなども経験。趣味は読書、ミュージカル、舞台鑑賞、スポーツ観戦、カフェ。

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