更新日:2022年09月14日 19:30
仕事

“自撮り”写真で月4000円の副収入。58歳男性「貧相な見た目」が強みに

ダウンロード数ゼロの日々

料理の写真

当初に投稿していた料理の写真

 タイの街角の風景や食べ物の写真を投稿し、待つこと数か月……全然、ダウンロードされません! 月に10ダウンロードいくかいかないか程度。それでも諦めずに投稿を続けましたが、事態は好転せず……。  登録をしておくと、毎朝、前日のダウンロード数の結果を写真ACがメールしてくれるのですが、それをチェックすることも少なくなりました。 「良いアイデアだと思ったんだけどなあ~」  そう思いながら、写真ACのホームページを見ていると、中年サラリーマンがモデルの写真を見つけました。 「あれ、意外と普通のオジサンたちじゃん……」  これなら自分もできるのでは?と思い、三脚とタイマーを使って“自撮り”を始めました。

小さなマンションがスタジオへ早変わり!

58歳の男性 ただ、他のモデルの方々のようにお金を掛けたスタジオ撮りなどはできません。仕方ないので、自分の住む小さなマンションの白い壁をバックに撮ることにしました。とはいえ、完全に白いわけではないので、撮った後、フォトショップなどのソフトで背景を加工しました。  壁を白くする理由としては、人物部分を切り抜きして、他の背景や素材と合成しやすくするためです。  この自撮り写真戦略、間違っていなかったようで1日ダウンロード数ゼロの日々からついに脱出!
次のページ
貧相な見た目を生かした写真に活路
1
2
3
バンコク在住のフリーライター。タイを含めた東南アジア各国で取材、JAL機内誌スカイワードやアゴラなどに執筆。観光からビジネス、エンタテインメントまで幅広く網羅する。NHKラジオなどへの出演も行っている。世界100ヵ国以上の現地在住日本人ライターの組織「海外書き人クラブ」会員。

記事一覧へ
おすすめ記事