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“闘魂”を受け継ぐスターが誕生!?新日本プロレスが前代未聞の入門者募集プロジェクト実施

新日本プロレスの選手たちが受け継ぐ『闘い続ける精神』

オカダ・カズチカ――先日、創設者・アントニオ猪木さんがご逝去されました。猪木さんのシンボルである「闘魂」は新日本プロレスの選手にとって精神的支柱のようなものかと思いますが、そこはどのように伝えていきますか。 オカダ 残念ながら猪木さんのおっしゃってた「闘魂」を、僕は直接引き継いではいないんですよ。過去の試合映像は見ましたし、お話もしたことはあります。でも、猪木さんとリングで直接闘うことはかなわかったので。  ただ、新日本プロレスの先輩たちと共に闘って感じたのは「逃げない、強い心」が大事だということ。それが闘魂なのかストロングスタイルなのかはわからないですけど。新日本のリングで闘うには強い心がないといけない。  プロレスって、心の折れることの連続なんです。3カウントでフォールされてしまえば楽になる、締め技を決められた時にタップすればそれで苦痛から解放される。リングの上でも下でも、心が折れて楽な方に逃げたくなる瞬間ばかり。  そんな逃げようと思えばいつでも逃げられる状況にあるからこそ、強い気持ちがないといけない。ギブアップがいつでも出来るんだけど絶対にしない。だからこそ、お客さんはその闘ってる姿を観て感動してくれる。そこは確実に新日本プロレスで厳しいレスラー生活を送っている間に培われますね。

僕自身も入門希望者から刺激を受けたい

――今回の企画ではどのような人に参加して欲しいと考えていますか。 オカダ プロレスを愛する若人はもちろん、過去に入門を考えていたけれど制限やタイミングが合わず機会を逃してしまった人など、本当に多種多様な人に受けて欲しい。  あとは「絶対に俺が新日本プロレスを引っ張ってスターになってやる」という大きな目標のある人。僕自身も熱い気持ちを持つ入門希望者に刺激を受けながら、一緒に新日本プロレスを盛り上げていきたいと思っています。 スターがスターを発掘し、導くという前代未聞の大企画。闘魂を受け継ぐ新たなスターが生まれる瞬間を目撃できるかもしれない。 【オカダ・カズチカ】 愛知県安城市出身。新日本プロレス所属。IWGPヘビー級王座を史上2番目の若さ(当時24歳)で戴冠。以降、プロレス界にカネの雨を降らせる男“レインメーカー”として活躍を続ける。191センチ、107キロ。35歳。 <取材・文/南ハトバ 撮影/金子シェリー>
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募集要項
条件:年齢・身長制限なし・男性のみ
期間:2022年9月28日(水)〜10月21日(金)23:59
方法:応募フォームすべての必須項目を記入し受付
※厳正な精査のうえ、合格者には2022年10月末までにスタッフより連絡

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