ライフ

『ドラゴン桜』東大生も憧れる「偏差値とは関係なく、地頭がいい人の特徴」

 現役東大生の布施川天馬と申します。学生生活の傍ら、ライターとして受験に関する情報発信などをしています。

「地頭がいい人」にはどうしたらなれるのか?

東大 皆さんは「地頭がいい人」というと、どんな人を思い浮かべるでしょうか? 僕の考える「地頭がいい人」は、知識がたくさんある人というよりも頭の回転が速くて、瞬時にいろいろなことに結論を出せる人という感じです。  このあたりは人によってそれぞれ理想となる「地頭がいい人」像はあると思いますが、どちらかというと、知識よりも頭の回転が速い人というイメージのほうが強いのではないでしょうか。たとえば、IQが高い人などはこれに当てはまるでしょう。  そういった人たちは、やっぱりとてもかっこよく見えるものです。どうにかして自分も「地頭がいい人」の仲間入りをしたいと思いますが、なかなかうまくはいきません。なぜなら「地頭をよくするためのトレーニング方法」がわからないからです。

思考力を鍛えるための超効果的なトレーニング

 では、逆に考えてみましょう。「地頭がよくない人」とはどういう人でしょうか? 「地頭がいい人」を頭の回転が速い人とするなら、その逆はきっと頭の回転が鈍い人となるでしょう。つまり、考えることに慣れていない、下手な人というわけです。  もしこれが正しければ、考えることに慣れて、思考力をつけることができれば、自分の元々の能力に関係なく、地頭がいい人のふりをすることができると思いませんか? 結局、周りから「頭の回転が速い人」のように見られていればいいのですから。  それでは、考える訓練とはいったいどのようなトレーニングなのでしょうか? 実は落ちこぼれたちが東大合格を目指すマンガ『ドラゴン桜』の中で、思考力を鍛えるための超効果的なトレーニングが紹介されているんです!  水野直美と矢島勇介は、東大合格を目指す東大クラスに所属しているたった2人の生徒。ある日、彼らの前に国語担当の教師が現れます。彼は、着物に身を包んだ古風な格好をしており、名を芥山龍三郎といいました。  水野と矢島がその風貌に困惑していると、芥山は「国語の授業を外で行う」と言い出し、生徒を連れて街へ繰り出してしまいます。彼曰く「そうすれば文章の正しい読み方がわかる」というのです。
次のページ
【マンガ】『ドラゴン桜』地頭がいい人の特徴①
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
おすすめ記事