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今年のジャパンカップは「あえての外国馬」をオススメしたい3つの理由

ジャパンカップは日本馬が16連勝中

競馬

昨年のジャパンカップは三冠馬コントレイルが有終の美を飾った 
写真/橋本健

 今週末はジャパンカップ。4億円の賞金をかけて今年は4頭の外国馬が出走を予定しています。  1981年に創設されると、その初年度はアメリカの牝馬メアジードーツがコースレコードで快勝。第2回、第3回も外国馬が連勝を収め、当時の競馬ファンは、外国馬とのレベルの違いに大きなショックを受けたと聞きます。  第10回までは外国産馬が8勝と力を見せつけていましたが、その後は徐々に日本馬との差が縮まり、今では完全に逆転。時計の速い日本の芝において外国馬は「お客さん状態」で、目下、日本馬が16連勝中です。  馬券的な見地から、外国産馬を狙うのは無謀なのでしょうか? 過去に日本に遠征してきた外国馬の成績を振り返っていきましょう。

過去10年間、日本のレースで馬券に絡んだのは…

 では早速、2012年から2021年までの外国馬の日本での成績を発表します。 2-1-1-50 勝率 3.7% 複勝率 7.4% 単勝回収率69% 複勝回収率57%  延べ54頭が出走して馬券に絡んだのは4回しかありません。この4頭の名前が浮かんだ方は、かなりの競馬通でしょう。私は1頭しか思い出せませんでした(笑)。  4頭の正体は以下の通り。 2013年 中山グランドジャンプ ブラックステアマウンテン 8番人気1着  2013年 天皇賞・春 レッドカドー 6番人気3着 2015年 高松宮記念 エアロヴェロシティ 4番人気1着 2018年 宝塚記念 ワーザー 10番人気2着  ご覧の通り、ジャパンカップで馬券に絡んだ外国産馬は1頭もいません。ブラックステアマウンテンは障害レース、エアロヴェロシティは前年の香港スプリントを制していた香港のチャンピオンスプリンターでした。芝の中長距離というカテゴリーにおいては、過去10年間、外国馬は未勝利という惨状です。
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今年は「敢えての外国馬狙い」もアリ
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