カーライフ

4000万円も節約!新型レンジローバーがあればロールスロイス・ファントムはいらない

この世には、フェラーリとレンジローバーがあればいい!

ランドローバー・レンジローバーというラグジュアリーなクルマがございます。素人には若干ややこしいのですが、ランドローバーは「トヨタ」や「日産」のようなもので(正確にはジャガー・ランドローバー)、レンジローバーは「プリウス」や「ノート」のような車名です。つまりランドローバーのレンジローバーってことです! どうでもいい話でした
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NEW RANGE ROVER

永福ランプ(清水草一)=文 Text by Shimizu Souichi 茂呂幸正=写真 Photographs by Moro Yukimasa

美しいデザインと夢のような乗り心地!

 日本人は最近「自分たちが貧乏になったこと」をようやく自覚した。私は10年前から「フェラーリが高くなったんじゃない! 日本人が貧乏になったんだ!」と言ってきたが、誰も理解してくれなかった。ところが、NYでは最近ラーメンとギョーザだけで5000円取られると聞いてみんな仰天し、ようやく事態に気がついた。遅い。遅すぎる……。  砂漠のロールスロイスと呼ばれる超高級SUVレンジローバーも、今年新型にモデルチェンジしてお高くなった。9年前に先代が出たときは、5リッターV8で1230万円、5リッターV8スーパーチャージャー付きで1670万円だったのだが、新型は1687万~3222万円に! 高いほうで比べると約2倍! フェラーリですら2倍にはなってないのに!
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3リッター直6ディーゼルターボのほか、3リッター直6ガソリンターボ(最高出力440馬力)、4.4リッターV8ガソリンターボ(最高出力530馬力)などをラインナップ

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1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高速の謎』『高速道路の謎』などの著作で道路交通ジャーナリストとしても活動中

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