現代の副業は、やはり肉体労働よりも知的労働のほうが稼ぎやすい時代のように感じる。肉体労働でも効率的に稼ぐ方法として、「ウーバーイーツの場合、朝や晩の食事時の時間帯などに注文が多発する店舗エリアで待機すると、効率よく稼ぐコツが掴めるでしょう」と話し、具体的な方法論を示す。 「例えば、『月3万円をウーバーイーツで稼ぎたい』という人は、LINEオープンチャットなどの同業者が所属しているコミュティを探しましょう。そこに入って、しっかりと情報収集すれば、スキマ時間で月3万円程度は稼げます。オープンチャット以外でも、Twitterにも有益な情報は落ちていますし、Amazon Kindleでも鮮度の高い情報収集ができます」 　月に3万円を稼ぐことは難しくないが、「隙間時間の肉体労働には限界があり、月5万、月10万と収入を伸ばしていくことは厳しいです」と口にした。 　次にパソコンを活用した知的労働系の副業も含めた話を聞いた。 「ココナラ」や「ランサーズ」など、クラウドソーシングサービスから副業を探す人は多い。しかし、手数料などでごっそり引かれてしまい、報酬が減ることは副業あるあると言える。ただ、「TwitterやInstagramといったSNSから仕事を得ると良いです。その場合、支払い方法を銀行振り込みや電子マネーにすれば中抜きされません」という。 　ちなみにSNSにおける営業術について、「最初はクラウドソーシングサイトで受注して実績を積みます。SNSで同業者や見込み客と積極的に交流し、実績などのアピールしながら日々発信していく などすれば成果が出やすいです」と回答。 「具体的な営業スキルとしては、SNSのアルゴリズムを理解することです。そして、どのような発信をすれば、自分の商品・サービスの購入につながるのか、日々リサーチしていく情報収集能力が求められます」 　副業で稼ぐためにはSNSの理解度を深めることは必須なのかもしれない。