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“綾瀬はるか主演作”の人気漫画家が明かす、地元で歩む“音声配信者”としてのキャリア

熟成したアイデアを漫画にすることも

ひうらさん

ひうらさんおススメのVoicy配信回「【コミュ力】雑談が上手い人は8割◯◯力が高い人」

――プレミアム放送では どのような話が聞けるのですか? ひうら:「仕事にまつわるお金の話」とか「より深い育児の話」、あとは「万人受けしない話」とかですかね。あとは、若い頃、漫画家以外でやっていた「ちょっと変わった仕事の話」とかもあります(笑)。ナイショ話、的な場所になっていますね。  Voicy配信はアウトプットすることで、自らのインプットにもなっています。そこから出たアイデアを熟成して漫画にしていくこともあり、自らが漫画を描くうえで、とてもためになるツールのひとつとしても使っているので、これからも続けていきたいです。 ――ひうらさんが漫画家としてこれからチャレンジしたいことを教えてください。 ひうら:描きたいことはすぐ描きたい性格なので、あまり未来のことは見ていないですね。今連載しているものを、より良くしていきたいと常に思っています。「西園寺さんは家事をしない」は結婚という形にとらわれずに「家族」というチームを作るということをテーマに描いているんですが、そういう「新しい形の家族」というものを、より解像度高めて描いていきたいですね。 <取材・文/日刊SPA!取材班> ひうらさとる【ひうらさとる】 1966年5月10日、大阪府出身。1984年『なかよし』(講談社)に掲載の「あなたと朝まで」でデビュー。代表作である「ホタルノヒカリ」は「干物女」の言葉を世の中に広め、同作品はドラマ化、映画化され、女性を中心に人気を博した。2011年に住まいを東京から夫の出身地でもある豊岡市城崎町に移し、作品の制作を行っている。講談社『ビーラブ』で「西園寺さんは家事をしない」、漫画アプリ「Palcy(パルシィ)」で「聖ラブサバイバーズ」を連載中。音声メディア「Voicy」では「ひうらさとるの漫画と温泉」パーソナリティもつとめる。 Twitter:@marikosatoru
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