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パチンコ店のイメージキャラクターの相場は?「芸能人に半年で7000万円」払っていた時代を業界関係者が振り返る

 パチンコ遊技機のテレビCMは2011年の東日本大震災をきっかけに自主規制をしていたが、2021年4月より10年ぶりに解禁。この2年間で、パチンコ機のCMは数多く放送された。また、日本遊技機工業組合が発足した「KIBUN PACHI-PACHI委員会」のテレビCMに、女優の柴咲コウが出演したことも話題となっている。  パチンコCMは新たな時代を迎えている最中だが、一昔前のパチンコ店のイメージキャラクターを務めた一部の大物芸能人は、パチンコ関係者の頭を悩ませたそうだ。

契約料からNGまで裏事情を大暴露

パチンコ

写真はイメージです
(※以下同)

 さかのぼること15年ほど前。現在よりも活気に満ち溢れていたパチンコ店では、自社のイメージキャラクターとして大物芸能人を起用しTVCMを流すなんてことが頻繁に行われていた。  当時、タレントのキャスティング業務などを行っていた業界関係者A氏に、今だからこそ話せる裏話を聞いてみた。契約料をはじめ、まさかの超大物タレントへのオファーなど、仰天ネタ満載でお届けしよう。

NGだらけで苦労した大人気女性タレント

 80年代後半にモデルとしてデビューし、スタイルの良さから数々のキャンペーンガールに起用された超人気女性タレント。その後、女優や歌手などマルチに活躍した彼女は、一時期、大型パチンコチェーン店のイメージガールを務めていた。その時のギャラは半年契約で1800万円だったという。 「とにかくNGなことが多くてやりづらかったですね。彼女の写真を使ったポスターをトイレに貼るのもNGだったんです。新台入替の告知ポスターとか普通にトイレに貼るじゃないですか。だけど、そのポスターには彼女の写真を使えなかったんですよ。ノベルティグッズも検討していたのですが、彼女の名前や写真は一切使えず……。そういったNGは本当に面倒で大変でしたね」
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断り続けた超大物芸人をOKさせた一言
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パチンコ雑誌『パチンコ必勝ガイド』『パチンコオリジナル実戦術』の元編集者。四半世紀ほど勤めた会社を退社しフリーランスに。現在は主にパチンコや競輪の記事を執筆している。
X(旧Twitter):@sagyosakurai

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