更新日:2023年05月16日 13:44
エンタメ

日向坂46・影山優佳インタビュー 今の生きがいは「日向坂への恩返し」。グループへ新たな風を吹き込む彼女の挑戦。

kageyama04

10年分の思いが込められたワンピース

──写真集について、さらに聞かせてください。お酒を飲んで、頬が赤くなっているカットもすごく可愛かったです。 影山 本当ですか。普段はお酒をたくさん飲むことはないんですけど、美味しいものが大好きなので、それと一緒に飲むのは好きなんです。 ──日向坂の楽曲やコンサートでの衣装はどれも可愛いですが、今回の写真集の衣装もすごく素敵ですよね。一番のお気に入り衣装はありますか。 影山 衣装さんのスタイリングが全部好きなんですが、フィッティングのときに私の好きなブランドをヒアリングしてくださいました。そこから私に似合いそうなものを選んでもらったので、どの衣装も好きなものばかりなんです。普段はUNITED TOKYOやZARAの服をよく着ていて、そのブランドの衣装もあります。フィッティングで「あ、これ私が欲しかったやつ!」ってなるのも楽しかったです。 逆に、普段はなかなか着られないようなヴィンテージというか、衣装さんが10年以上あたためていたワンピースを着せてもらえたのも嬉しかったな。10年分の思いが込められているぶん、大切に表現しようと思って撮影に臨みました。衣装のひとつひとつに、心を込めて撮影するきっかけがありました。 kageyama05 ──水着やランジェリーの衣装もありますが、これまでのグラビアで着たことはありますか。 影山 うーん、1回もないですね。なので、最初から最後まで緊張して撮影していました。でも、写真集チームのみなさんが盛り上げてくれて、「すごい! きれい!」とか「かわいい!」って声をかけてくれたんです。挑戦的な撮影ではあったんですが、スタッフのみなさんが楽しくて、声をかけてくれることが嬉しくて、すごくありがたかったな。

日向坂46への恩返しがいまの生きがい

──影山さんは、日向坂ファンの「おひさま」だけでなく、プロ顔負けの解説をするアイドルとしてサッカーファンにも知られている存在ですよね。最新シングルの『One choice』のMVをYouTubeで見たら、サッカーファンからの「影山さんきっかけでMVを見ました」というようなコメントがありました。 影山 嬉しいです。グループのなかでも、私はサッカーやクイズのお仕事をする機会が多くて、自分の武器を活かせていると思っています。でも、そういうお仕事は特に「準備が9割」。ファンの方や視聴者の方から見えない部分で努力する必要があります。努力が見えないお仕事でも頑張れたのは、「日向坂に新しい風を吹かせたい」「日向坂に還元できるものを持ち帰りたい」という目標があったからです。 私は、2018年から約2年間の休業期間があったのですが、復帰してからは「サッカーと日向坂をつなぐ架け橋になりたい」と発信していました。2022年のワールドカップを経て、「私の思いが数年かけてようやく形になった」と感じられているのが嬉しいです。影響は小さいかもしれないですが、「影山きっかけ」というコメントを見ると、少しでも貢献できたなって思えます。 kageyama06 ──アイドルには「私が目立ちたい」という精神も必要な場合があると思いますが、影山さんのように自分のことだけでなく、グループやその周り全体のことを考えている人がいると、きっとグループの雰囲気も良くなりますよね。 影山 でも、私は自分の好きなことをお仕事にできているので、ときには「自分のことばかり考えている」と見られてしまうこともあると思います。そう見られてしまったとしても「私から、日向坂が話題になってくれればありがたいな」という思いがあるから大丈夫です。 こうして私が好きなことを仕事にできるのも、そもそも日向坂あってのこと。私が色々なお仕事をして、それを見た他のメンバーや、これから加入してくれるかもしれない子たちに「日向坂では、こういう活動の仕方もあるんだ」とか「こういう道もあるんだ」と思ってもらえたら。メンバーにたくさん助けてもらったので、私にできることで恩返しをしたいという思いが、いまのやりがいというか、生きがいになっています。
次のページ
今一番したいことは⁉
1
2
3
4
5
おすすめ記事
ハッシュタグ