お金

200万円を元手に30億円にした投資家「先物取引」の極意

33年ぶりに日経平均が高値を更新し、好調が続く’23年相場。この波に乗るのが“億り人”への近道であることは間違いない。インフレと金融政策の転換という不安材料もくすぶるが、そんな金融政策の転換局面にこそチャンスはあるはずだ。そこで今回、元手300万円から「今から5年」で資産1億円を達成する術を考える。 今回は先物取引について、専業投資家に話を聞いてきた。

200万円を元手に30億円にしたGomatarou氏

[5年で一億円稼ぐ]投資術

Gomatarou氏の証券口座には15億円以上の資金が! 個別株も取引するが、ここ2年ほどは利益の大半を先物で稼ぎ出している

FXに慣れたら日経先物やCFD(差金決済取引)に挑戦してもいいだろう。200万円を8年で1億円にし、その後10年弱で30億円にしたGomatarou氏が話す。 「個別株がメインですが、今は日経先物の稼ぎが大半。昨年の利益は15億円でしたが、うち9億円が先物によるもの。今年もすでにいろいろな取引で5億円の利益が出てます」

トレンドがはっきり出やすくロットを張ることが出来る

日経先物などの株価指数に連動する商品は経済情勢を色濃く反映し、取引参加者が個別株よりもはるかに多いため、トレンドがはっきり出やすく、ロットを張ることができるという。
[5年で一億円稼ぐ]投資術

4本の移動平均線が右肩上がりの状態で、ローソクが高値を更新してきたら買いでついていく。騰落レシオで過熱感もチェックしよう

「だから、私のトレードは王道のトレンドフォロー。日足チャートに5・25・75・200日の移動平均線(SMA)を表示させ、4本とも右肩上がりのときに、高値を更新してきたら買う。5ないし25SMAまで下げたら利益確定」
次のページ
先物取引で注意すべき点を解説
1
2
おすすめ記事
ハッシュタグ