25歳のご長寿猫“へちまさん”と飼い主の想い「生きている今、ありがとうと伝えたい」
【今日のにゃんこタイム~○○さん家の猫がかわいすぎる Vol.64】
「亡くなる直前、私の言葉も分からない状態でなんとか……ではなく、意識がはっきりしている今だからこそ、『昔こんなことあったの覚えてる?』と積極的に語りかけています」
そう話す如月紅庵(@eijikun_gekiosi)さんの愛猫は、ツンデレ女子のへちまさん。
へちまさんは、なんと御年25歳のご長寿にゃんこ。限りある尊い時間が少しでも長く続くよう、如月さんは愛を伝えながら、へちまさん中心の生活を送っています。
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へちまさんは、如月さんのお兄さんが保護した子。幼い頃は、とにかく気が強く、如月さんのお母さんにしか心を開きませんでした。
「ただ、私にはそこそこ懐いてくれ、学生の頃に数か月間、語学留学をしたときには、ときどき私の部屋の前で鳴いていたそうです」
愛猫の老いを感じるようになったのは、へちまさんが23歳になった頃のことでした。
「爪とぎをしなくなり、またたびにも反応しなくなり、動作がゆっくりになりました」
生命力の強さは、2019年と2020年に受けた、腫瘍切除手術のときにも証明されました。
「超高齢なので覚悟を決め、流動食を用意するなど万全の体制で挑みました。でも、術後、お迎えに行ったら先生の周りをウロウロ歩き回っていて(笑)。帰ってからは、ご飯もモリモリ食べてくれ、先生から丈夫さのお墨付きをもらいました」
できないことが増え、できることの尊さに気づく
2年ほど前からは足腰がさらに弱ってきたからか、突然ドテッと転ぶことも。けれど、いまだにイタズラをしてくれたり、できる遊びをお気に入りのおもちゃでしてくれたりと、まだまだ元気。へちまはもう走らない。おもちゃにジャレない。ジャンプもしない。爪とぎもしない。口ぺろぺろしない。ふみふみもやんのかステップもしない。だんだんと出来ないことが増えていく。
— 如月紅庵 (@eijikun_gekiosi) January 19, 2022
でも、まだおもちゃで遊ぶ。いたずらもする。甘えて鳴く。私を見つめて目を細める。こんなに愛しいことはない。#老猫 pic.twitter.com/65gfRjgUir
2回の手術を乗り越えた“生命力の強さ”
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