更新日:2023年10月04日 15:52
エンタメ

「後輩に伝えることを大事に」乃木坂46吉田綾乃クリスティーが語る、グループの精神。 名作舞台の主演への想いも

自分なりの「本田透」を意識しました

フルーツバスケット

昨年の舞台「フルーツバスケット」の様子

――今回の舞台に向けての準備はどんなことをされましたか? 吉田:改めて作品を見返して、この作品ってどういう作品なんだろうとか、今までよりもキャラクターにフォーカスを当てて見たりとか、作品について深く考えて挑みました。 ――演じる上で原作やアニメというのは参考にされているのでしょうか? 吉田:していましたね。もちろん舞台のために作られたオリジナルのキャラクターではないので、マイナスなイメージを抱かせてしまうのは絶対にしてはいけない。原作を知っている方に対して変に違和感を与えないように演じたいと思っていました。 ――となると、吉田さんのスタンスとしては自分らしさを出して演じることよりも原作を忠実に表現しようという思いが強かった? 吉田:最初はそうでした。でも、前回の舞台をやるにあたって、アニメで声優をされている石見(舞菜香)さんと対談をさせていただく機会があって、その時に「どうやって演じればいいですか?」と質問させていただいたんです。そしたら「吉田さんらしいお芝居をしたらいいと思います」と言っていただけたので、キャラクターを忠実に演じつつも、自分なりの透くんを入れてみることを意識しました。

原作を何度も見て、心がけた部分は

吉田綾乃クリスティー――私も原作やアニメが好きで、吉田さんの舞台も見させていただいたのですが、透の庶民的な部分や等身大の部分が、吉田さんなりに解釈されて演じられているような印象を受けて、すんなりと受け入れられました。 吉田:えー、嬉しいです! ありがとうございます。透くんはおっちょこちょいな部分があるので、そういうところは原作を何度も見て、自分で表現できる透くんを演じることを心がけました。 ――吉田さんが演じられる透について、初めて演じた際にはどんな印象を受けましたか? 吉田:この子を私が演じることができるのだろうか?という思いがすごくありましたね。透くんはみんなが口を揃えて言うくらいいい子なので、そんな子を私がどう表現したら良さが伝わるのかと悩みました。
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今後は「夜深めの時間帯にラジオをやりたい」
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岩手県出身。大学卒業後、フリーライターとして独立。『BOMB』『MARQUEE』『音楽ナタリー』『ENTAME next』等でアイドルやアニメ・声優などに関するコラムやインタビューを執筆。X(ツイッター):@ryuya_s04

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【公演情報】
舞台「フルーツバスケット 2nd season」は10月6日~15日まで東京・大手町三井ホールにて上演(初日・千秋楽の配信チケットを販売中)
©高屋奈月・白泉社/舞台「フルーツバスケット 2nd season」製作委員会2023

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