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あおり運転に遭遇した女性ドライバー。“突然の急ブレーキ”で走行を妨げる車が立ち去った「とある行動」

 自動車を運転中、車間距離を詰められたり、蛇行運転をされてスムーズに進めなくなったりした経験はないだろうか。このような「あおり運転」が社会問題化し、道路交通法が改正。2020年6月30日には「あおり運転」に対応する「妨害運転罪」が創設されている。
運転

※画像はイメージです(以下同じ)

 ドライブレコーダーのない車で県外へ出張中、恐ろしい体験をしたというのが三船笑子さん(仮名・32歳)。10年以上が経ついまも、テレビやネットニュースで報道されるたびに嫌な気持ちになると言い、「あおり運転」から逃れることができた体験について話してくれた。

ナビに誘導されてひとけのない道に

出張先だったその県へは何度も行ったことがありました。運転していたのは、私。そのとき助手席に同乗していた後輩とは何度も出張をともにしていたこともあり、2人が好きなアーティストの曲をかけては歌うなど、楽しく目的地へ向かっていました」  その目的地は今回はじめて行く場所だったため、ナビに誘導されて進んでいた三船さん。そのうち、整備された走りやすそうな一車線道路なのに、車両や自転車、歩行者がいない道へと誘導されたのだとか。 「道から少し離れたところに住宅街が密集している、静かな一車線道路。その道を走行していると、前に1台、赤い車がみえてきました。最初は普通に走行しているようにみえたのですが、どんどんと距離が縮まり、前の車が速度を落としているのに気づいたのです

目の前の赤い車が減速してくる

 すぐに速度を落としながら車のスピードメーターを確認したが、法定速度。同乗者と、「どうしたんだろう?」「道に迷ったのかな?」などと話していると、赤い車はついに止まるような速度で走行をはじめ、路肩に止まるような雰囲気を見せた。 「そして、路肩の方にだいぶん寄って行き、停車する寸前ぐらいスピードも落ちていたのです。そこで仕方なく、赤い車を追い抜こうとアクセルを踏み込みました。次の瞬間、赤の車がハンドルを切って目の前に飛び出してきたのです。それはもう、びっくりしました」  ヒヤリとしただけでなく、ハンドルを握っている手が汗でヌルっとしたという三船さんだが、すぐにブレーキを踏んで車間を保つ。すると赤い車は急ブレーキをかけ、さらには車体を右へ左へと揺らしながら、蛇行運転を開始。進行方向を妨げた。
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はじめて体験したあおり運転の被害
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