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「3000円未満パジャマ」で寒い冬も快適。無印良品、しまむら、寝具販売員がおススメする3選

 こんにちは、日々寝具の販売をしているTakeshiです。いよいよ本格的に寒くなって来ました。近年のように急激に寒くなったり暖かくなったりすると、夜のお布団の調整やパジャマも冬用や夏用に変えたりと、いろいろ迷ってしまいますよね。
パジャマ

※画像はイメージです

 特にパジャマは直接身に付ける寝具なので気を遣います。寒くなったからといって、ただ分厚いパジャマや発熱素材のパジャマを選んでも必ず失敗します。ポイントは「いかに快適に眠れるか」です。理想はオールシーズン使えるものが最高ですが、なかなかありません。  そこで、快適に使えて、寒い冬もいかに温かさを保ってくれるか。ここをポイントにして、おすすめの商品を紹介します。素材の特徴や快眠できないパジャマなども説明していきますので、ぜひ最後までご覧ください。

おすすめのパジャマの素材

それでは、パジャマを紹介する前にまずは素材について少し触れてみましょう。 やはり最もおすすめは「綿(コットン、オーガニックコットン)」です。綿は吸湿性や速乾性があり、何より肌触りがサラッとしています。特に最近は、オーガニックコットンを使ったパジャマが多いです。  勘違いしやすいですが、オーガニックコットンは、厳密には無農薬ではありません。3年以上農薬を使っていない土地で、農薬や化学肥料の厳しい審査基準の元栽培された綿のことです。質も良く、肌にも優しいので安心して使うことができます。  やはりパジャマは綿素材が王道です。なかには洗うと縮むものをあるので、その点だけは気をつけたいですね。

絹、麻、ポリエステル…素材は?

 次に「絹(シルク)」は高級感のある、パジャマにしては最高の素材です。しかも吸湿性や速乾性があり冬場も温かい特徴があります。人の肌に近いなめらかさを超えた感触ですが、摩擦に弱く、洗濯などに気を遣います。シルク素材のパジャマは雑に扱えませんが、素材自体には魅力があります。 「麻(リネン)」の特徴はザラっとした感触で、放熱性があります。パジャマにすると少し固い感じがしますが、通気性が高く、ムシムシした感じを嫌う人におすすめです。そして何より素材が強く、洗濯しても乾きやすいです。また、吸い取った汗なども素早く発散するので、雑菌などの繁殖も抑えられます。  一番身近な素材「ポリエステル」の特徴はやはり耐久性です。シワになりにくく、洗濯にも強い。天然の素材と違って虫による害もないため、保管しやすいのも特徴です。しかし、最大のデメリットは、綿と違って吸湿性がないことです。発汗時にはベタベタしやすいのも残念なところです。パジャマにするなら吸湿発散性のあるものを選びましょう。
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しまむらのおすすめのパジャマ
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大手寝具メーカーに勤務。寝具や睡眠のプロでありながら、自然環境や魚、釣りのライターでもある。趣味で地方競馬やナンバーズ、ロト6なども愛する

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