芸人と300回以上飲み会をした元芸能人の女性が明かす“献上”の実情「芸人だったら誰とでもOKの女性も」
いまだに「芸人の飲み会」に関するニュースが世間を賑わせている。
報道では、後輩芸人が先輩に対して女性を“献上”するようなシステムが芸能界にはあるともいわれている。あらたに被害を訴える女性が出てくるなど、騒動は大きくなっていく一方だ。ネット上には「そんな飲み会に、なんでわざわざ参加したのか?」という疑問の声も少なくない。
そんななか、「過去に300回以上も芸人の飲み会に参加した」というツワモノがナツさん(37歳・仮名)である。彼女は元芸能人。ここ最近のニュースを見て、“絶対に匿名”を条件に自らの経験を赤裸々に語ってくれた。
もともと大手事務所に所属し、アイドル活動をしていたナツさんは、現場で一緒になった芸人たちと仲良くなり、飲み会を開くようになったという。
「最初に飲んだのは中堅芸人で。その会にきていた他の芸人ともLINEを交換して、また別で飲み会して〜って感じで、どんどん人脈が広がっていきました」
知人の多いナツさんは飲み会の幹事を頼まれることが多かったそうだ。
「献上といえば献上なのかなぁ……飲み会のなかには、そういう誘いもあったかも」
ナツさんが重たい口を開く。
「私の場合は『A先輩と飲むんだけど、最後までOKな子っていないよね?』と、超申し訳なさそうに聞かれたんです。Aは当時、超人気でした。
誰でも知っているような人ですが、イケメンではない(笑)。私やまわりの人には、彼と最後までOKな子はいなかったんで断ったんですが『そうだよなぁ。変なこと聞いてごめんね』と言われて終了。でもこれって、Aが後輩に無理やり頼んだってわけではなく、後輩芸人が勝手に気を利かせてやったことなんですよね。芸人同士はタテ社会だから、へんに気を使いすぎちゃう後輩はいると思う」
奇しくもその後輩芸人はイケメン部類だったため、万が一、自分の方がモテてしまったら「気まずい」と考えての行動だったようだ。
「ただこれって、芸人同士の飲み会だけじゃなくてもありますよね。特に芸能界だと。私は自分が幹事の飲み会では、絶対こういうのは断っていました」
芸人の飲み会の幹事「献上といえば献上なのかなぁ……」
あくまで後輩芸人が勝手に気を利かせてやったこと
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ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。X(旧Twitter):@sally_y0720
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