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中央競馬「2歳戦」がスタート!東京・京都に出走する「注目すべき4頭」を徹底解説

先週から中央競馬で2歳戦がスタート

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今年のダービーで勝利したダノンデサイル 
写真/橋本健

 今年のダービーは、ベテラン横山典弘騎手の鮮やかな手綱捌きに導かれたダノンデサイルの勝利で幕を閉じました。ダービーが終わると、息つく暇もなく、その翌週から早速“次”のダービーを目指す戦いがスタート。2歳馬たちがデビューを迎えます。  昨年も新馬戦開幕1週目に登場したチェルヴィニアが翌年のオークスを制しましたが、「早期デビュー=早枯れ」ということは全くありません。むしろ早めに賞金を積んでクラシックに備えたい素質馬が、数多くデビューを控えています。
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昨年6月の新馬戦を勝利したゴンバデカーブースは続く重賞も勝利

 馬券的な話をすると、新馬戦は過去の対戦比較がないため「よくわからない」と敬遠されがちです。データ不足なのでAIにとっても不得意分野だと思われます。ただ、「将来のG1馬と未勝利馬が一緒に走る」ほどメンバー間の能力差の大きいレースでもあるのも事実。  幸いなことに、私はデビュー前の2歳馬取材をライフワークとしており、15年近く、春になると北海道で取材を行なっています。この時期の新馬戦は、取材時の感触と結果が一致しやすいので、取材の成果を生かせるチャンスでもあるのです。  そこで今回は、今週末に京都・東京で行われる新馬戦の注目馬を紹介していきます。

土曜のキズナ産駒のエリート候補・グラフレナート

・6月8日京都5R(芝1600m) 注目馬:ダノンフェルゼン  土曜京都の新馬戦で注目したいのはダノンフェルゼン(父ミッキーアイル、母ダノンオスカル・牡)。育成を手掛けたノーザンファーム空港・齊藤厩舎長は取材当時「ハロン14秒を馬なりで軽々走っています」と動きの良さを強調されていました。お父さんの産駒はメイケイエールに代表されるように気性が激しく短距離タイプに振れやすいのですが、この馬は「前進気勢が強過ぎず、操作性も高い」とのことなので、1600mという距離も心配ないでしょう。鞍上に川田将雅騎手を迎えて必勝態勢です。 ・6月8日東京5R(芝1600m) 注目馬:グラフレナート  今年の2歳世代に良血馬が揃い、最も注目を集めているのがキズナの産駒。その中でもトップクラスの評価を受けているのがこのグラフレナート(父キズナ、母ヴィルデローゼ・牡)です。目をみはるような高額馬ではなく、血統的にもそれほど目立つ存在とはいえないのですが、とにかく牧場サイドの評価が高かったのが印象的。  ノーザンファーム空港・伊藤厩舎長による「気持ちの前向きさを大事にして、馬のメンタルを重視して育ててきました」とのコメントからも、能力の高さへの自信を感じました。新馬戦は通過点だと思います。
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素質馬が集まった日曜東京5Rは必見
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