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日本ダービーの傾向と対策。達人が教える予想のポイントと注目馬は?

 いよいよ春のG1シーズンの大一番、日本ダービーである。今年は久しぶりにフルゲートではないのだが、話題の4歳馬が集結している。日刊SPA!でもお馴染みの安井涼太氏とTARO氏にダービーのポイントとオススメの馬を聞いた。さあ、しっかり当てて最後は笑おう! 競馬 まずは気鋭の予想家、安井涼太氏から予想を伺った。安井氏は激戦の皐月賞を経験した馬に注目だ。

「皐月賞を経験したスピード型」を狙う!

 日本ダービーが行われる舞台は東京競馬場の2400m。当然、長い直線を活かしたスピード勝負になりやすい条件で、実際に過去5年の平均ラップを見てもラスト2ハロン目に11秒台前半の速い数値が記録されています。そのため評価すべきはスピード型の馬になりますが、距離が長い分、最後の直線で加速するには道中のスタミナが重要。近年、人気を背負って敗れたダノンプレミアムやブラストワンピース、ワーケアらは皐月賞を使わずに出走してきた馬たちでした。もちろんラップ的に細かく分析すると皐月賞以外でもタフなレースを経験していれば問題ないのですが、毎年厳しいレースになる皐月賞を経験したスピード型が日本ダービーで最も買うべき馬になります。
安井涼太氏

安井涼太氏

揺るぎない本命馬、そして皐月賞で好走した一頭をダークホースに!

イチオシ馬 エフフォーリア  スローペースの共同通信杯などを勝利しており、スピード型で前走の皐月賞が最も鬼門と思われていた馬。それが終わってみれば0.5秒差の圧勝ですから、スタミナも補完された今、弱点は限りなくゼロに近づいたかなと見ています。前述のように共同通信杯などで上がり33.4秒の末脚を記録しているように、直線のトップスピードはかねてから評価の高かった同馬。近年信頼度も落ちている日本ダービーの1番人気ですが、今年は大丈夫です。 穴馬 ステラヴェローチェ  皐月賞出走組で速い上がりを記録した戦歴がある馬だと同馬も該当します。昨年の朝日杯FSでは上がり3ハロン33.5秒を記録しており、この時は直線で捌くのに手間取る不利もありました。まともならさらにタイムも詰められそうな勢いでしたし、エフフォーリアが勝利した共同通信杯も直線で不利。直線のトップスピードは世代でも上位レベルで、皐月賞3着とスタミナも示しており日本ダービーで好走できる資格を満たしています。
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ダービーは内枠を狙え!
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