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『千鳥の鬼レンチャン』B‘z稲葉のモノマネで話題、49歳元会社員が脱サラして「ものまねアーティスト」になったワケ

稲葉さんの魅力とは?

――かなり昔からお好きなんですね。中村さんにとっての稲葉さんの魅力とは? 中村:もちろん、かっこいいとか歌がうまいとかもありますが……。本当におこがましいんですが、歌詞を読んだり、歌を歌ったりしている時に、実は似たような価値観や考え方を持っているんじゃないかと思うことがあるんです。表面上は明るく見せていても、心の中には暗い一面もある。決して完璧な人間ではないんだ、みたいな部分に共感するんです。  今年は稲葉さんのソロライブもありますし、10年ぶりの新作ソロアルバムもリリースされましたし、いちファンとして全力で応援したいと思います。 ――現在は、ものまねのステージ営業をメインにされているようですが、こちらはいつから? 中村:2013年からです。全国各地で披露宴の余興をはじめとする色々なイベントに出演されてもらっています。Jo’zも含めると、ものまねの活動は月平均4~5回。ほとんど週末です。というのも、実はまだ地元の長野県に住んでいて、平日は仕事をしているんです。

意外なプライベート!長野在住、個人事業主、実家暮らし

ものまねアーティスト中村素也

「昔から、人のしぐさなどを観察してマネをするのが好きな子どもでした」

――長野県在住なんですね、驚きました。 中村:生まれは愛知県なのですが、高校生のときに親の都合で長野県に引っ越しました。以来、ずーっと長野県に住んでいます。 ――平日はどんなお仕事をされているのですか? 中村:製造業です。元は正社員として働いていましたが、ものまねをはじめてから個人事業主になり、今は派遣社員として働いています。 ――ご家族に、ものまねを仕事のメインにすると話した時の反応はいかがでしたか? 中村:今も両親と同居しているのですが、金銭的に不安定な状況の中ではじめたので、反応はあまりよくありませんでしたね(苦笑)。いまだに「反対」とも「賛成」とも言われていませんし、色々と言われることもありますが、ものまねの仕事に向かう時は「頑張って」と言われるので、今は黙認状態に近いのかもしれません。
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本人に会ったことはないけど…お母様とは何度も
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東京在住のフリーライター。 お笑い、歴史、グルメ、美容・健康など、専門を作らずに興味の惹かれるまま幅広いジャンルで活動中。X(旧Twitter):@mochico_abekawa
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