更新日:2024年08月22日 13:51
エンタメ

『水ダウ』で話題。153センチ、41キロの“最弱”お笑い芸人「一日一食で十分」

人気バラエティ番組『水曜日のダウンタウン』(TBS系)で、「タッグ相撲最強コンビ決定戦」という企画がある。エキシビションマッチで“最弱”の称号を手にしたのが、お笑いトリオ「にんげんっていいな」の星河(36歳)だ。相撲の弱さもさることながら、成人男性にしては小柄かつ超細身(153センチ、41キロ)の体型に驚いた視聴者は少なくないはずだ。かく言う筆者もどのような人生を歩み、どういった生活を送っているのか、非常に気になったうちの1人。本人の口から語ってもらおう。
星河氏

星河氏

「1日1食」で硬い食べ物は苦手

星河氏のシルエットで特徴的なのは、身長もさることながらその痩身。体重は41kgとのことで、11歳男性の平均である41.3kg(※国民健康・栄養調査14)とほぼ同じ。何より体を作る基礎となる食事はどうしているのか。 「1食の量は人並みですが、平均で1日1食なんです。お腹が減ったと感じることがあまりなくて。深夜遅い時間に『今日は何も食べてない』と気づいて、それから意図的に食べることも多いです」 なんと、三大欲求の一つである食欲がほぼないという。好き嫌いについても聞いてみた。 「柔らかいものが好きで、うどんはよく食べますね。苦手なものは、硬いお肉など、顎の力を必要とする食べ物ですね。給食のときには、硬いものを口に入れたままトイレに駆け込んで吐き出していました。当時は、昼休みになっても給食を食べ終わるまで遊びに出られないという風潮が残っていたので大変でした。食べきれないパンを机の中に隠して、何日もたってカピカピになっていたりしたことが、何度もありました」 幼少期から小食であることは間違いないようだ。

19歳のころ、今の体型になった

それでも、身長は小柄ながら学生時代まではやや肉付きは良かったと言う星河氏。そこから、現在のような超やせ型になったのには、きっかけがあったと言う。 「19歳くらいで、今の体型になりました。きっかけはアルバイトですね。某ファーストフードチェーンで働いていたのですが、油を見すぎて一日中胸焼けをするように……。ご飯を食べられなくなってしまい、みるみるうちに細くなりました」 なんと、フライドチキンの食べ過ぎなどではなく、油を「見すぎて」食欲を失ったとのこと。痩せる前と後で、大きな違いを感じたのはプールでのことだった。 「まだ肉のついていたころ、水泳を習っていまして。昔はクロール・平泳ぎ・背泳ぎ・バタフライと全種目できてたんですよ。でも、この体型になってからプールに行ったら、脂肪がなさすぎて沈んでしまうんです。通常の倍くらい動かないと水中で浮かずで、周囲から見たら溺れていると間違われました(笑)」
次のページ
自分の容姿が特徴的だと思っていなかった
1
2
3
Boogie the マッハモータースのドラマーとして、NHK「大!天才てれびくん」の主題歌を担当し、サエキけんぞうや野宮真貴らのバックバンドも務める。またBS朝日「世界の名画」をはじめ、放送作家としても活動し、Webサイト「世界の美術館」での美術コラムやニュースサイト「TABLO」での珍スポット連載を執筆。そのほか、旅行会社などで仏像解説も。

記事一覧へ
おすすめ記事