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“風呂キャンセル界隈”だった男性の過去。いじめを機にうつが悪化、2か月風呂に入らなかった結果

「『人としてヤバい』自責の念がきつかった」

一方、双極性障害のYouTuber・ぺぇすけさんの風呂キャンは、超過労働を強いられていた24歳のときから始まった。
[風呂入らない女子]の(驚)生態

双極性障害のYouTuber・ぺぇすけさん

「うつ症状が出て、2週間布団から出られなくなりました。頭皮が脂まみれになったり、ヒゲが首まで伸びて痛かったりもしたけど、何よりきつかったのは『風呂に入れないのは人としてヤバい』という自責の念。無理をして一度入ってみたんですが、反動で症状はさらに悪化し、次は3週間も寝たきりに⋯⋯」

「『入れないとか噓だろ』なんて声が届くのも残念です」

その後、一定の周期で躁鬱の波が来るようになり、定期的に1か月ほど風呂に入れなくなる生活が7年続いているという。 「うつ期には必ず終わりが来ると身をもって知っているのは多少の救いです。でも、何年たっても風呂に入れない苦痛に慣れることはない。男性で風呂キャンを発信してる人が少ないためか、『入れないとか噓だろ』なんて声が届くのも残念です」
[風呂入らない女子]の(驚)生態

ぺぇすけさんは肘や膝の裏など汗が溜まる部位に痒みが出やすく、「掻いてしまい、3か月もかさぶたが消えない」という

病気に起因する風呂キャンのツラさに男女差などないのだ。
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「風呂キャン」はうつの初期症状の可能性が高い
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