更新日:2024年08月16日 22:37
お金

「週4日労働で年収1300万円以上」…出稼ぎ寿司職人のリアル懐事情「未経験のアラフォーでも間に合う」

40歳を超えてからでも遅くない

では、どのようにすれば海外で寿司職人として働くことができるのだろうか。 「最近では寿司職人の転職エージェントがいて、その方を経由して応募するケースも出ています。ドバイの料理人の年収相場はヘッドシェフとサブシェフで違いますが、いずれも日本で働く場合の最低2倍はもらえます」(宮脇咲氏) 現在国内で寿司職人として働いている人にとっては非常に魅力的なオファーであることは間違いないが、実はセカンドキャリアでも十分にチャンスがある。 「40歳を過ぎてからでも寿司職人になることは可能です。日本国内では経験年数が物をいう世界ですが、海外に出ればすしアカデミーで数か月学んだだけであっても、十分寿司職人として働くことができます」(宮脇咲氏) 寿司の本場である日本では、オートメーション化されつつある回転寿司が飽和状態に。一方で血の通った職人たちが国外に居場所を求めていくのは寂しくも感じるが、実際日本よりも稼げてしまうのだからどうしようもない。この流れは変えようがないだろう。   <取材・文/日刊SPA!取材班>
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